2014年2月28日(金)

 友の誘いで奈良県立美術館の開館40周年記念名品展に行って来ました。その前に県庁の6階の食堂で腹ごしらえ。観光客にとって穴場の食事どころだそうで、味よし・量よし・値は手頃でした。美術館は隣。県庁と同様にここでも「せんとくん」がお出迎え。名品もたくさんあると疲れてしまい印象が薄れますが、上村松園の「春宵」が記憶に残りました。帰りは初めての途中下車で日本初だったというケーブルカーで生駒山の宝山寺へ。年間300万人もの参詣者があるそうですが、まだ寒い時期だからか訪れる人はまばらでした。奥の院まで行きましたが、本殿のところでも「八棟造り」という檜皮葺きの拝殿や「獅子閣」という明治時代に建てられた洋館の迎賓館があったりで珍しいお寺でした。商売繁盛の寺であるとのことで、1000万円も寄付した人、5000万円も寄付した人の石柱がいくつも建っていました。5000万円の中に隣の泉南市の人もいてビックリ。信仰心の薄い者にも数々の驚きのある寺でした。

2014年2月27日(木)

 終日小雨が降り続いていました。お天気任せでは対策にはならないのですが、PM2.5もほとんど地上に落ちたのではないでしょうか。今日のは実につまらない写真ですが、我が家の流し台と床です。境目に黒いシミが出来ています。濡れているのですが、雨のせいではありません。床の下を調べてみましたが、完全に乾燥していたので下からでもありません。仕方なく流し台の床を大きく切って見てみました。少し水が溜まっていましたが、やはり水道管から漏れているようにはありませんでした。排水溝に隙間があったので、流した湯の蒸気が上がって来て冷やされて水になっていたのではないかと推測しました。上も横も完全に塞がれていたので逃げ場がなかったのでしょう。穴を塞がずにしばらく様子見です。家の設備も10年以上たつといろいろ問題が出て来ます。

2014年2月26日(水)

 高知の「古民家再生おじさん」から『古民家通信2月号』が届いていました。「パースレイン・プロジェクト」のブログにも掲載しています。工務店として古民家再生の相談や工事を熱心にしていますが、各地へ出かけて情報の収集や地域興しの援助もしています。私の故郷の村へも頻繁に足を運んでくれています。また県内で高校生による写真展「民家の甲子園」も主催して若者へのPRにも努めていて、ヴォランティア精神旺盛な高知のおじさんです。

2014年2月25日(火)

 暖かくなって昨日行ったところでは梅がかなり咲いていました。我が部屋の外の沈丁花も咲き始めました。暖かくなったのはうれしいのですが、昨日から遠くは霞んでいます。どうやらPM2.5やPM0.5なんてのがやって来ているようで不安です。それぞれに主張も対立もありますが、まずはこんなことから日中協力はできないものでしょうか。協力を申し出て拒否される問題ではないと思いますけどね。

2014年2月24日(月)

 もう完全に春になったような天気でした。車に分乗してグループで遠出の鳥見に出かけました。残念ながら見慣れた鳥たちにしかお目にかかれませんでしたが、それなりに楽しい小旅行でした。カルガモが池で木に上がって休んでいました。そこそこの距離がありましたが、目を開けてしっかりとこちらを警戒していました。足がきれいな色をしているので左側がオスかなと思います。

2014年2月24日(月)

 まだまだ寒いですが、春の気配が少しはして来ました。夕方、散歩を兼ねた買い物に出たついでに浜辺にも行ってみました。日没にはまだ少し間がありましたが、凪いだ海に映る夕日はいいものです。故郷の村のように山に沈む夕日もいいですが、海に沈む夕日の方が何となく好きなのは海辺で生まれたせいかも知れません。

 今日は下流部が我が市と隣の市との間を流れる川の上流部までの一斉清掃の日。どういうわけか私は隣の市を流れる支流の中流域の担当者になっていました。あまり馴染みのないところでもあり、下見はしてありました。そうとうひどい状態で、いろいろなゴミが袋に入った状態でも捨ててありました。すぐ傍に住宅地もあり地元の人たちも当然参加してくれるだろうと思っていました。しかし、出て来てくれた人は1人もいませんでした。相当に広い区域を清掃したのはよそ者である私と共同責任者とその夫人の3人でした。これで5袋目でした。確かにやり甲斐はありましたが、ここらにゴミが多いのも当然かと変に納得した日でした。

2014年2月21日(金)

 堺市郊外の丘陵へ「素敵歩き」に行きました。大学生時代とその後の2年間は堺市の郊外に住んでいましたが、歩いたコースはそこから離れたところなので電車の駅周辺以外は初めてのところでした。仲間で地元のKさんの案内でしたが、途中から野鳥仲間のMさんが加わってくれて予定外のところも歩きました。ホオジロ・バン・ミサゴ・カワセミ・コゲラ・ジョウビタキ・キンクロハジロ・マガモなど、そう珍しい鳥には出会えませんでした。でも、久しぶりで大好きなルリビタキの雌に出会えたのはうれしいことでした。ジョウビタキ同様に色は雄の方がきれいですが、両方とも地味な雌の方が可愛いいと思います。古い神社や寺、陶器の発祥の地に建つ博物館にも寄ることができて今回も素敵な歩きになりました。

2014年2月20日(木)

 まだ雪で苦しんでいるところもあるようですが、こちらは今度の寒波も少し緩んで来たかなという感じです。また「気になる木」がありました。大きな枝の付け根に顔があるように見えます。また何の木かわかりませんが、木も古くなってくるといろいろな表情が出て来ますね。ところで、2月6日の木の葉は見たことがあると思っていたら、ホルトノキだそうです。名前の由来は諸説あるようですが、ホルトとはポルトガルを意味しているようです。江戸時代に薬用に使われていたホルト油(=ポルトガル油とも言われたオリーブ油)の採れる木と間違われたからだとも。そういえば葉はオリーブのに似ています。

2014年2月19日(水)

 「蘇州夜曲」をたまたま聞いて、確か李香蘭も歌っていたと思って探してみました。しかし、彼女が歌っていたのは『支那の夜』という映画の中でした。それがきっかけで李香蘭(=山口淑子=大鷹淑子)のことをもっと知りたくなりました。探してみるとこんな本が図書館にありました。なぜ中国人になりきれたか、またなぜそうしなければならなかったかもよくわかりました。彼女は自民党の参議院議員にもなっていました。安倍首相をはじめとした自民党の人たちやNHKの会長や運営員になった安倍さんのお気に入りの人たちにもぜひ読んでもらいたい本だと思いました。

2014年2月18日(火)

 昨日とはうって変って寒い日でしたが、急に用事が出来て梅田まで出かけました。用事はすぐ近くのビルだったので「お初天神」にちょっと寄ってみました。正式の名前は「露天神社」ですが、近松門左衛門が実話を元に書いて大ヒットした『曽根崎心中』のヒロインの名前からこう呼ばれています。今はビルの谷間になっていますが、拝殿の後ろに少し木が見えます。当時は鬱蒼とした森だったようで、遊女・お初と手代の徳兵衛が心中をしたのがその森の中だそうです。今は「恋人たちの聖地」だそうで、若い女性たちが訪れていました。

2014年2月17日(月)

 大雪で閉じ込められている地方もありますが、こちらは今日もかなり暖かでした。自転車に乗っても手袋が不要なくらいでした。午後は隣の市を流れる金熊川(きんゆうじがわ)まで出かけました。そこが22日に予定されている「男里川水系一斉清掃」の責任者になっているのです。ちゃんと見たことがないところなので気にはなっていたのですが、時間の都合もあって今日になってしまいました。そのことは後日に譲るとして、はるばる出かけていいことがいくつかありました。その1つがかなり花が咲いている梅の木に出会ったことです。蜜蜂も訪れていました。この分なら金熊寺梅林のも咲いているかも知れません。

2012年2月16日(日)

 やっと寒さが少し和らぎました。朝食の必需品の南瓜を買いに行きました。11月末にそれを知る友人にたくさんもらって大助かりでしたが、とうとう食べつくしてしまったからです。メキシコやニュージーランドからはるばるとやって来たのが並んでいました。年上の友人の勧めで少量ながら毎朝食べるようにしたら悩みだった血圧が安定して薬の量がぐっと減りました。効果は主治医も認めています。他の効果もいろいろあるようです。雑誌の記事のコピーをもらっていたのですが、どこに仕舞ったのやら。「かぼちゃ 血圧」で検索したら詳しく出ているサイトがありました。

2014年2月15日(土)

 まだ冬空は続いていますが、屋根の雪は融けてしまいました。ちょっと気になることがあって、その屋根裏へ久しぶりに入ってみました。物置にもしてあるので簡単に入れるようにしてあります。増改築をした時に余った材木なども工作で使おうと置いてあるのですが、そこに小鳥の羽が見散らばっていました。どうやらここで食べられたようです。犯人?は庭で時々顔を見る鼬(いたち)でしょう。床下からは入れないようにしたつもりなんですが、どこかに入れるところがあるようです。屋根裏からも対策をしなければならないようです。

2014年2月14日(金)

 夜中に割と暖かいと思ったら、案の定、また雪が積もっていました。昼間も粉雪が降り続けていて多いところでは10cmもありました。関西空港は見えない状態でしたが、いつもは気にならない飛行機の音がかなり聞こえていました。坂の上にある小学校は給食が来ないということで3時限で授業は切り上げたそうです。夜は元の職場の仲間が久しぶりに集まることになっていましたが、車は危険だし電車も止まるかも知れないということで延期になりました。

2014年2月13日(木)

 偶に通るところですが、こんな切り株が目につきました。伐られる前はどんな状態だったか、まったく記憶がありません。きっとありふれた光景だったのでしょう。かなりの大木ですが、見たところ石垣には何の損傷も与えていません。この状態なら伐る必要はなかったのではないかと思いますが、家の日当たりが悪くなっていたのでしょうか。痛ましい気がします。私には何の木だかわかりませんが、広葉樹であることはわかります。だとすると、また芽を出して来るかも知れません。

2014年2月13日(水)

 この田に人がいなければいろいろな鳥が来ています。ツグミは見えませんでしたが、またケリがいました。残念ながら動画を撮っていたので静止画では撮れていませんが、このケリもミミズを引っ張り出して食べました。ミミズは土をいい状態にしてくれて作物にも大切な存在ですし、多くの動物の餌にもなります。18世紀末の『セルボーンの博物誌』でギルバート・ホワイトがミミズの効用を既に述べていますが、それから100年後にダーウィンのミミズの研究がやっと出されました。しかし、それ以後も研究者はそう多くないようで身近な割にはまだまだわかっていない生き物のようです。

2014年2月11日(火)

 時々通る市内のある場所です。車の止まっている向こうに文化住宅といわれた2階建ての集合住宅がついこの間まであったのですが、すっかり取り払われて見通しがよくなりました。左の家はちょっと古い二軒長屋、右はいわゆるマンション。ここには3つの時代を表わす庶民の集合住宅があって面白いところでしたが、真中がなくなって魅力が半減しました。しかし、時代の流れで一番早く取り壊されるのも仕方のない建物だったでしょう。二軒長屋はまだまだ大丈夫なようです。

2014年2月10日(月)

 市内を通る昔の紀州街道にこんなものがあります。小さな鳥居は傾いて額も落ちていますが、石碑は新しいようです。『泉州のむかし話』に次のような話が載っています。「父を亡くした母狐が病気になり、娘狐は土井良安という医者に診せる金を作るために美女に化け身を売る。母の病が重くなったことを聞き、娘狐は会いに行く途中、自らも病気で途中で野垂れ死んだ。哀れに思った土地の人が娘狐のために小女郎稲荷を建てた」。医者の名前までわかっていて狐とは不思議。あまりにも哀れな話なので狐ということにしたのではないでしょうか。小原とは姓でしょうか、地名でしょうか。調べてみたい気になっています。

2014年2月9日(日)

 今日はまずまずの天気で昨日の朝の雪はほとんど融けてしまいました。風もあってちょっと寒かったのですが、自転車で買い物に出かけました。買い物がすんで少し時間があったので河口へ行ってみました。ヒドリガモとコガモしかいないように見えましたが、よく見るとここでは珍しいヨシガモが混じっていました。ナポレオンハットのよう優美な姿の鴨です。

2014年2月8日(土)

 温暖なこの市もとうとう積雪です。この写真を撮ったのは午前8時15分で雪は雨になっていてかなり融けていました。5日の夜の写真と同じ方角ですが、今日は明石大橋も淡路島も空港も見えませんでした。雨もたいしたことはなく気温も低いままだったので夜になるまで雪は残っていました。雪も1日くらいなら気分が変わっていいのですが、明日もならウンザリです。雪国の人たちの気分が少しわかります。

2014年2月7日(金)

 外気温5℃でしたが、夕方になってからちょっと歩いて来ました。気温が下がって来ると曇っていても淡路島がよく見えます。かつては深日(ふけ)や泉佐野からフェリーが出ていて割と気軽に行けましたが、フェリーがなくなってからは遠く感じるようになりました。水仙境にも何度か行きましたが、最近はとんとご無沙汰です。

2014年2月6日(木)

 「この木何の木、気になる木」というコマーシャルがありますね。あれはハワイにある木のようですが、私の市にも「気になる木」があります。今日も寒い中を出かけて退屈な会議に時間を取られていましたが、その往復でも見た木です。テレビに出て来るあの木ほど格好はよくないのですが、何となく気になる木です。少し離れた道路を通るのでまだ何の木か調べていませんが、謎のままがいいかという気もしている木です。

2014年2月5日(水)

 昨日よりももっと寒くなりました。午後2時前には雪もちらついていましたが、すぐに止んでしまいました。今夜は出かけねばならなかったのですが、寒くても風がないのは助かりました。空気が澄んで来て一昨日の霧が嘘のように遠くまで眺められるようになりました。ロフトからの今夜の風景です。明石大橋もはっきりと見えています。右の方の一段明るいところが関西空港です。寒いのは苦手ですが、まだ2月の初めなので寒くて当然でしょう。

2014年2月4日(火)

 「春立つ日」ですが、また寒さが戻って来ました。いくつか用事があったので午後は散歩を兼ねて出かけて来ました。お宮参りをしたわけではありません。途中にあるお宅の庭にふと目が行きました。小さいながら母屋の屋根の下に立派なお社がありました。何を祀ってるのだろうと思ったんですが、よく見ると前で犬が寝ているではありませんか。これはどうやら「お犬様のお住居」のようです。母屋よりもずっと立派な造りです。何度も通っているところなのにこれまで気がつかなかったのも不思議な気がしています。

2014年2月3日(月)

 珍しく「朝霧だ」と思っていたら、もっと珍しく終日そのままでした。午後は会議があって外出しましたが、何だか焦臭い感じがしました。頭に浮かんだのは「PM2.5ならぬPM0.5がもう日本にやって来たのではないか」ということでした。そういううニュースは流れなかったので、私の早とちりかも知れません。でも、これは午後4時半の近所の国道の風景です。晴れていればまだ明るい時刻です。他国の問題だと思っていると、こんな日が連日になることも無きにしもあらずではないでしょうか。

2014年2月2日(日)

 終日雨かと思っていたら、午前中にちょっと降っただけでした。午後にはまた春のようなポカポカ陽気になりました。久しぶりにパソコンで音の取り込みや編集・外部保存などやってましたが、しばらくやらなかったことは忘れていて思い出すのにずいぶんと手間がかかりました。しかし、パソコン相手に一日が終わるのはもったいないので、夕方は散歩に出ました。まだ何も植えていない田圃の縁にタンポポが咲いていました。顎を見ると在来種かなと思いますが、少し反っているのもあるような。交雑種かもわかりません。田んぼの縁などには在来種もまだかなり残ってはいるんですが、最近は花粉かDNAを調べねばわからなくなっています。

2014年2月1日(土)

 昨日ほどのいい天気ではありませんでしたが、まだ暖かさが続いています。ツグミに出会ったのは今冬やっと2回目です。残念なところがいっぱいある写真ですが、ミミズを引っ張り出そうと一生懸命背伸びをしている姿です。ミミズも最後の抵抗をしているようです。食べるものも、食べられるものも必死です。私たちも生きるためには他のものの命をもらわねばなりません。動物であれ、植物であれ、戴いた命はできるだけ無駄にしないようにしたいものだとこの頃は強く思うようになりました。

2014年1月31日(金)

 1日おきでまたいい天気になりました。風もなくまるで3月末のような暖かさでした。猫のたま駅長で有名になった和歌山電鉄の貴志駅→平池→甘露寺前駅ー(電車)ー伊太祈曾駅(いだきそえき)→伊太祈曾神社(木の神様)→四季の郷公園→伊太祈曾駅と65才~79才の爺様ばかりで「素敵歩き」をして来ました。平池での期待のパンダガモ(ミコアイサ♂)は見られませんでしたが、変化に富んでいて楽しいウォーキングでした。写真は檜皮葺で猫の顔になっている貴志駅舎。駅長のたまは駅長室でお昼寝中でしたが、ぬいぐるみのたまちゃんが駅前でサービスをしていました。駅の内外にいたのはほとんどが中国からの観光客でした。たまちゃんは国際的スターなんですね。

2014年1月30日(木)

 昨日とは大違いの天気。終日小雨が降って寒い日になりましたので、とうと1歩も外に出ずに少しの読書と昼寝で1日が過ぎてしまいました。そこで昨日の(古)民家レストランの写真です。右手の瓦屋根が本館になっていますが、左手の別館は元は藁葺き屋根だったとのこと。少し水面が見える谷川に夏は螢が乱舞するとのことです。写真は片道1車線の道路の歩道から撮ったもの。駐車場は後ろの少し高いところにあります。店へは道路と橋を渡って行きます。

2014年1月29日(水)

 月1回ですが、20年近く英語を教えているグループの遅い新年会でした。はるばると行った山里の民家でやっている「そばレストラン」と銘打ったところへ連れて行ってもらいました。予約なしの昼食は1000円だそうですが、辺鄙なところなのに行列を成しているとか。私たちはちょっと遅い昼食の予約で別室でした。私は金を払っていませんが、これで2000円だそうです。味もよく量もたっぷりでした。庭の手入れをしていた主人らしい人と少し話しましたが、田舎が遠い人が田舎を味わいによく来てくれると言ってました。私たちが利用した別館は内装は新しかったのですが、100年ほど経っているとのことでした。

2014年1月28日(火)

 これはまだ幼い雀たちのようです。雀もめっきり減ったと言われてはいますが、私はそうは感じないほどよく見かけます。屋根に巣をすることがでる住宅が減ったので人家の近くでは減っているとは思います。英語では Tree Sparrow といいますが、日本の雀も人家にはあまり寄りつかず木にいることが多くなっているようです。日本にはもう1種の雀がいます。頬に斑点のないニューナイスズメ(入内雀)ですが、ここらにはいないようです。

2014年1月27日(月)

 天気予報では寒くなるということでしたが、空は晴れ風がなくて昨日よりも暖かな1日でした。散歩の脚を海岸まで延ばしてみました。ハマボウフウやハマヒルガオがあった浜辺はすっかり砂に覆われていて何もありませんでしたが、1本の羽が落ちていました。灰色から先行くほど黒くなっていますが、白い部分があります。セグロカモメのものだと思います。羽を閉じている時に尻尾の方に見える白い斑点になって見える初列風切(しょれつかざきり)羽のようです。飛ぶときは外側になります。

2014年1月26日(日)

 夜のうちは降っていた雨も朝には止んでいました。「自然と本の会」の海岸清掃は予定どおりできたようです。私も本来ならそちらに行くべきでしたが、枚方在の大学の同窓生のところに呼ばれて出かけていました。もう1人呼ばれていて、奥さんの手作りの料理と酒で(私はあまり飲めませんが、それでも)おいしく楽しく4時間も歓談して来ました。これはその時のテーブルの隅を写したものです。無垢の欅です。定年後の趣味で木工をやっている私の従弟の作で、はるばる高知県の日高村からやって来たものです。そう大きくはありませんが、2人では抱えられないほどの重さがあって移動はなかなかできないのが難だと言ってました。

2014年1月25日(土)

 今日も暖かい日でしたが、昼頃には空模様が怪しくなって来ました。一雨来てまた寒くなるようです。まだ調子はあまりよくないのですが、ちょっと自転車で出かけて来ました。目的地は市内を通る昔の紀州街道の一角にある「村雨」だけを作っている和菓子屋。小さな店なのが気に入って寄ってみたところ、味もいいし主人夫妻とも不思議なご縁があることがわかり親しくなりました。近くには品数も多い大きな店もあるのですが、少し遠くてもここが好みになりました。

2014年1月24日(金)

 昨日より更に暖かな日でしたが、昨日の朝から喉が痛くなっていました。どうやら久しぶりの風邪のようです。今日は友人と奈良へ美術鑑賞に行く予定で楽しみにしていましたが、頭も少し痛くなっていたので断念しました。家に籠もるのは真に残念でしたが、そんなわけで外出は控えました。部屋の外に置いてある沈丁花がもう咲く用意をしています。

2014年1月23日(木)

 昼間はかなり暖かでした。明日は3月の気温になるとか。厳冬かと思えば急に暖かくなって、体のためにもよくありません。午前中は会議で潰れてしまいましたが、午後は近所の散歩をしました。私のコースはその時の気の向くままで決まっていません。今日のコースの田んぼの縁に花梨(かりん)があります。実がかなり地面に落ちています。花梨はそのままでは食べられませんが果実酒の王様といわれています。できれば戴きたいのですが持ち主がわかりません。「もったいないなー」と思って見て通るだけです。

2014年1月22日(水)

 牧野富太郎が名前を付けた植物はたくさんありますが、苦労をかけ続けた夫人の名前をつけた唯一の植物がスエコザサ、故郷の名前を付けた唯一の植物がサカワサイシンです。これはそのサカワサイシンです。これは30年以上も前に我が家を訪れた義父が1鉢持って来てくれたものですが、それ以来ほとんど日があたらないここに置きっぱなしです。偶々並べて置いてあった右側の鉢に広がっていますが、野生のものもあまり増えないそうです。

2014年1月21日(火)

 しばらくご無沙汰していた知人のお宅を訪問すると、いい色のオルガンが置いてありました。京都で見つけて欲しくなって買った100年ほど前のカナダ製だそうです。ちゃんと鳴るように修理はできているとのことでした。残念ながら音は聞きませんでしたが、近いうちに演奏会をするとのことなので楽しみにしていたいと思います。そういえば故郷の村の喫茶店「屋根の上のガチョウ」にはもっと高価そうなのが置いてあります。時々演奏会をやっているようですが、私の滞在と日が合わずそちらもまだ聴いていません。

2014年1月20日(月)

 海辺のマンションの1室で脱教師が時折ライブもする喫茶店を開いているということ知って行ってみました。何十人もは入れないようなところですが、それがまたいいのでしょう。大阪湾がすぐ下から広がり淡路島も目の前です。夕日の眺めもなかなかいいようです。今度の日曜日のライブに備えてマスターがカホーン(ペルーが発祥という箱楽器)を叩き、sサックス奏者と練習していました。実はその折りに出演するというジャズグループからお呼びがあったのですが、先約があって行けないので散歩がてら行ってみた次第。第2の人世の過ごし方もいろいろあるものです。

2014年1月19日(日)

 Landscape(陸の風景)seascape(海の風景) soundscape(音の風景)は知っていましたが、この本の題名になっている memoryscape (記憶の風景)という言葉は知りませんでした。社会学の専門書ですが、門外漢も楽しく読めるフィールドワークのレポートです。主に団塊の世代の人たちが定年後に楽しんでいる集団的な音楽に関する行動あるいは活動が報告されています。でも楽器演奏はしない、あるいは出来ない人たちです。これがおもしろいところです。この本の中の「コミュニティ・ラジオで第二の人生」という副題がついている章に主人公として登場する人と親しくなり拝借しました。他に「うたごえバス」「フォーク酒場」「サウンドトラック」で楽しむ人たちが取りあげられています。

2014年1月18日(土)

 大学入試のセンター試験の日は不思議に寒くなりますね。今年も各地で寒波の影響が出ているようです。この溜池は数年前までは鮒の養殖をしていましたが、ここらでは広い方の池です。こういう状況でも偶に野鳥がいることもありますが、もっと水が溜まっていないと期待できません。今冬は2年前と同様に冬鳥の姿があまり見られません。

2014年1月17日(金)

 1.17は3.11と共に忘れられない日ですね。午後からは天気が悪くなりましたが、まだ雨は降らないだろうと散歩に出ました。途中で知人の家に寄っている間にポロポロと落ちて来ましたが、大した雨にはならないだろうと散歩を続行。それで正解でした。しかし、期待していたアオジにはまた出会えませんでした。勝手にアオジの道と名付けていたところでいつもいたのですが、今冬はもどうも鳥たちの姿が少ないようです。そこへ行く途中に蝋梅が咲いていました。寒い時にほのぼのとする花です。蝋梅の行く手を照らす如く咲き。

2014年1月16日(木)

 昨日に続いて部屋の中にいるのはもったいないようないい天気でしたが、午後3時半ごろまで会合があって室内にいました。しかし、近くでもあったのでいつもの河口を覗きに行ってみました。ちょっと上流では浚渫(しゅんせつ)工事をしていましたが、河口の方にはコガモの群とカワウの番(つがい)?が来ていました。カワウは今が繁殖期なので婚姻色になって顔や首に白色が出ていて目立ちます。

2014年1月15日(水)

 蛍光灯だった街灯が全てLEDに変えられました。実際に明るくなったかどうかはわかりませんが、小さな電球が並んで明るく輝いています。同じ明るさなら使用電力は少ないはずですから、市が電力会社に払う電気代は安くなったことでしょう。我が家でも蛍光灯は減ってLEDをかなり使っていますが、言われているほど長寿命ではない粗悪品もあるようです。まだ何年も使っていないのに最近チカチカするようになったのが1つあります。

2014年1月14日(火)

 外国郵便が2通届きました。1通はニューヨークにいる知人からで問題なしですが、もう1通は広州からの怪しいもの。説明書と共にこんなものが入っていました。総額¥500.000.000の懸賞の受け取り資格者として認定されたので必要事項を記入して登録料2000円と共に同封の封筒で至急送り返すように、とのことです。2000円が彼らの儲け口なのでしょうか。返信用封筒の行き先はオランダになっていますが、切手のようなものはありません。不特定多数にこんなものを送るだけでも金はかかっているわけですから、これで儲けさせてくれる人たちがいるということでしょうね。2000円くらいだったら送ってみようか、と思う人もいるかも知れませんね。(私の名前と住所が正確に印字されていましたが消してあります。)

2014年1月13日(月)

 また天気が悪くなって来ましたが、夕方ちょと散歩に出ました。この池は散歩コースの1つにある小さな溜池ですが、時々鴨類が来ているのでいつも期待しているところです。でもこうなるとあまり期待できません。水がたまるにはしばらくかかるでしょう。最近はこの地方の溜池も田んぼが減ったことでお役御免になっているものが増えましたが、この池はまだ使われていてちゃんと新年のお祀りがされていました。

2014年1月12日(日)

 風がないようでもやはり冬。海に行けば風はかなり吹いていて白波が立っています。海岸にもたくさんのゴミが吹き寄せられています。ヒドリガモの群が食事中でした。潜水ができない鴨なので逆立ちをして海藻を食べている姿はなかなかユーモラスです。こんなところなら問題はありませんが、海苔の養殖をしているところでは迷惑な存在です。

2014年1月11日(土)

 今日も比較的暖かい日でしたので海辺の自転車散歩をして来ました。本当はもっといい風景を載せたいのですが、ここがずっと気になっているところです。左側は海ですが、海は見えないほど高いコンクリートの堤防があります。散歩をしている人も割と多いところです。どう見てもいい風景ではありません。もっと手前の方にもあって大型の電機製品なども捨ててあります。市役所の方へも何度か伝えたことはありますが、土地が私有だとかでもう何年もこの状態が続いています。でも、やはり何とかしたいところです。

2014年1月10日(金)

 天気予報では更に寒くなるとのことでしたが、日があたり風もなく昨日よりはずっとましでした。10日戎の日でしたが、有名な今宮戎には寄らず難波から御堂筋を通り、途中で1つ用事を済ませてアメリカ村を経て四ツ橋筋に出て中之島の大阪市立科学館までの街歩き。また1万歩を越しました。先に日高村のターシャで観た中垣哲也さんのオーロラ映像をより実際に近いだろうプラネタリウムで観てみようと思ったのです。ハープの演奏付きでした。満席の人気でした。予想どおり素晴らしいものでしたが、欲を言えば3Dだったらということ。友達を待っている間に気が付いたのが日本最初のロボット「学天則」の復原品なるものの展示。空気圧で手や目は実際に動くそうです。元の製作者は名優だった西村晃の父・西村真琴氏だとのこと。ここが新しくなってからは初めて行ったのでこんなものがあるとは知りませんでした。

2014年1月9日(木)

 一段と寒くはなりましたが、雨はあまり降らなかったので市の中心部まで歩いて往復して来ました。いろいろ用事もしていたので1万歩を越えました。古くからある住宅地も通りました。旧家の立派な家もかなりあるところですが、こんなところでも空き家もある時代になりました。庭の草がこんなに伸びてしまっています。管理する人はいないのでしょうか。

2014年1月8日(水)

 終日雨で気温もかなり下がりました。外出はしなかったので、かなり長時間パソコンに向かっていました。成人向けに月1の英語講座を2つやっているのですが、その教材作りなどしていました。1つは読むことが主なのでBBCのホームページから短くて私自身が面白いと思うものを探して来たりしています。「モーツアルト効果」の検証をしている記事を見つけました。簡単にいうと「子どもにモーツアルトを聴かせていると頭がよくなる」というものです。その報告では「確かに効果はあるが短時間しか続かない」とのこと。そしてモーアルトの音楽でなくてもいいし、ポップ・ミュージックでも同じ効果が見られたということです。私自身はクラシック(主にバロック)を聴きながらの作業は疲れが少ないと感じています。前頭葉が活性化しアルファ波がよく出ると言われていますが、楽しい気分でやれば能率も上がるということでしょう。

2014年1月7日(火)

 天気予報によるとどうやらいい天気とは今日でしばらくお別れのようです。そこで10時半ごろにロフトのバルコニーに出て写真を撮ってみました。少し風でもあると淡路島や明石大橋や六甲山もはっきりと見えますが、今日は霞んでいました。右側の遠くの白い建物群は関西空港です。

2014年1月6日(月)

 時に真似事をしたくなっても農業は私には不向きです。そもそもちゃんと世話ができません。でも、しばらく見もしなかったトマトにまた実がなっていました。食べる食べない、おいしいかおいしくないかは別にして、これはなかなかうれしいことです。

2014年1月5日(日)

 昨日の天気から判断すると今日は雨かと思いましたが、意外にいい天気になりました。今日も郵便局へ行きましたが、久しぶりで「素敵歩き」(ステッキ・ウォーク)にしました。時々覗く溜池と田んぼを経由して遠回りしました。水がかなり抜かれた池の浅瀬になったところにコガモ(小鴨)とホシハジロ(ホシハジロ)が集まっていました。この2羽はそこから抜け出して泳いでいました。左がコガモ♂ですが、鳥の写真を撮りだしたころに顔を初めて見て驚きました。まるで仮面を被っているようです。ホジハジロはプロレスラーを連想させる頭ですが潜水が得意です。

2014年1月4日(土)

 天気が悪くなって来ました。ちょっと寒くなって午後は今にも降って来そうな空になりましたが、雨も雪も落ちては来ませんでした。書き終えた賀状を出しにまた郵便局まで出かけました。前の田んぼには人が入っていたので鳥は来ていませんでした。そこで、これも昨日の写真です。ちょっと大型で鳴くと喧しいケリ(鳧)です。飛んでいる時は白と黒が目立って全く別の鳥に見えます。ここら辺には年中いて珍しくはありませんが、四国あたりではめったに見られないようです。

2014年1月3日(金)

 今日も穏やかな日でした。自転車に乗ってちょっと遠くの郵便局まで書けた分の年賀状を出しに行きました。この郵便局の前の田んぼにはよく鳥がいるので覗いてみると、いました、いました。タヒバリ(田雲雀)です。関心のない人の目には入らないように地味な冬鳥です。図鑑には「群でいる」と書いてありますが、私は単独でしか見たことがありません。

2014年1月2日(木)

 年賀状書きをしなければいけないのですが、2日間家に籠もっていたのでちょっと散歩に出ました。運動をしないと腰痛が襲って来ます。空はちょっと曇っていましたが、風はほとんどなくかなり暖かでした。私たちが子どもの頃は正月が来ると男の子は凧揚げと独楽回しで外で遊んでいましたが、このごろはそんな風景は見られなくなりました。我が孫たちもお年玉代わりに本を買ってやるとさっさと家に帰ってしまいました。独りで田んぼの方に足を伸ばすと、珍しく凧揚げをしている一家がいました。和凧ではなくビニール製なので少しの風でも揚がるはずなんですが、なかなか苦労していました。やっと空に舞ったところを写させてもらいました。田んぼの中の池を覗いてみましたが、鳥は何もいませんでした。笹鳴きは聞こるのですが、この時期に鶯の姿を見ることは至難です。散歩の終わりに若いモズ姿を見せてくれたのが初鳥撮りでした。モズは大阪府の鳥です。

2014年1月1日(水)

 新年おめでとうございます。今年も我が部屋のロフトの窓からの初日の出を拝もうと思っていましたが、案に相違して雲が立ち込めていました。そんなわけで初日を見たのは1時間ほど経ってからでした。自らは年賀状はほとんど出さなくなりましたが、今年も100枚近くいただきました。いただくのはうれしいことですので返事は必ず出します。デザインも今日になって考えてプリントをやっと終わりました。宛名とコメントは手書きをモットーにしていますので、少なくても明日1日はかかりそうです。年賀状をいただいた方々、しばらく少しお待ちください。

2013年12月31日(火)

 今日は風も弱くて暖かい日でしたが、家の外へは一歩も出ずに過ごしてしまいました。パソコンはWindows7も使い始めたのですが、それでは使えないソフトもあったりして、XPも当分併用せざるをえなくなりました。両方をすぐに使えるようにしたり、部屋の片づけをしたりで1日が過ぎてしまいました。これは我が部屋からいつも見ている夕暮れの風景ですが、2013年の最後の日没風景です。。珍しく雲が1つもない空でした。屋根の上にわずかに見える山に沈んで行きます。来年はいろいろと厳しい年になりそうですが、元日はいい天気が期待できそうです。

2013年12月30日(月)

 ジブリの映画ではなく、恐竜好きの孫サービスで「ウォーキング with ダイナソー」を観に行きました。3Dなのでいつもの入場料にメガネ代も含めて+400円。舞台は7000万年前のアラスカ。草食恐竜パキリノサウルスの男の子?の成長物語。最近のCGは実写と区別がつかないくらいですね。しかし、3Dが効果的だと思ったのは蝶々が目の前に飛び出して来た場面などほんの少しでした。時々メガネを外して見比べていましたが、2Dでも十分だと思いました。孫たちには喜んでもらえましたが、ジージには少々退屈な映画でした。

2013年12月29日[日)

 昨日と似たような天気でしたが、風は強くはありませんでした。今日も近くまでは行きましたが、海は覗きませんでした。これは昨日の写真ですが、河口ではありません。テトラポッドの防波堤の内側にできた砂浜にカワウ(黒い鳥)とセグロカモメの親子が集まっていました。彼らも荒れた海は好きではないようですね。

2013年12月28日(土)

 1週間の休みの予定が10日ぶりになってしまいました。寒さが一段と厳しくなりましたが、隣の市との境の河口まで海岸沿いを歩いて行ってみました。1時間ほどかかりました。歩いていると大して寒さを感じませんが、立ち止まって写真を撮っていると寒くなります。天気のいい日には穏やかな大阪湾も白波が立っています。途中の風があまりあたらないところにはセグロカモメやカワウの群れがいましたが、風の強い河口にはいませんでした。しかし、サーファーが2人海に入り、子ども3人遊んでいました。他にいた人は犬の散歩に来た男性と私でした。

2013年12月16日(月)

 私が子どもの頃には犬も猫も我が家にいました。そしてこの家でも子どもたちがいる頃には犬2匹に猫1匹、インコ2羽を飼っていました。庭の池には鯉もいました。今はメダカとヤゴが数十匹いますが、犬も猫も小鳥も飼ってはいません。でも時々、イタチが現れますし、先日はタヌキモやって来ました。そして屋根に日があたると決まってやって来る猫がいます。どこから来るのか飼い猫なのか野良猫なのかもわかりません。メジロがやって来なくなるんですが、今のところ自由にさせています。毎日掲載してきましたが、都合により1週間ほど休載します。

2013年12月15日(日)

 買いたい物があって久しぶりに隣の市のショッピング・モールへ出かけました。日曜日でもありかなりの人で賑わっていました。目的の物を買ってから電機の量販店に寄ってみましたが、レジには長蛇の列ができていました。その前に少し離れたところにある量販店にも寄っていたのですが、ここは客はそう多くはありませんでした。地の利というのは何をするにもあるものですが、考えさせられることがありました。

2013年12月14日(土)

 今日は我が会と公民館の共済の「地質と災害」の話がありました。自然災害を考える上では地形も大切ですが、地面の下の(地質)のことも考慮しなければいけないことを学びました。大地震のことが喧しく言われている時だから、多くの一般参加者も期待していましたがほとんどは会員のみ。まだまだ遠い先のことだと思っているのでしょうね。福島の災害の後始末もまだできていないというのに、国の方では「原発は『基盤電源』」という新エネ基本計画が承認されたとのことです。その他、もろもろ最近の政治の動きを見ていると未来に暗雲が立ちこめている気がして来ます。辛抱強い国民かも知れませんが、この国は歴史に学べない国なんでしょうか。

2013年12月13日(金)

 朝から時々雨も降ってなかなか寒い1日でした。近所へちょっと出かけただけの1日でした。夜になるとますます寒さが増して来ましたが、ロフトの外に出て夜景を写してみました。近所でも電飾をしている家が何軒かあります。我が家ではやったことがありませんが、きれいでいいですね。

2013年12月12日(木)

 冬にもたくさんの実をつける木があって鳥たちも困らないようになってますね。こんな実のなった木が目につきました。トウネズミモチです。トウはもちろん唐の意味です。よく似た在来種のネズミモチもあるのでこちらの方は外来種として要注意植物になっているようです。女子貞(じょしてい)という漢方薬になるとか。鳥たちも食べに来るようですが、この時にはいませんでした。

2013年12月11日(水)

 トマトに実がつきました。また寒波がやって来ましたが、後の花も実をつけてくれるでしょうか。朝は自転車で出かけていましたが、帰りには風雨にあってしまいました。夜も出かけていましたが、電車を下りたらまた風雨でした。傘は持ってはいましたが、小雨だったのでささずに歩きました。「晴れ男」を自認していましたが、この頃はかなりあやしくなってきました。

2013年12月10日(火)

 花の少ない時期の道端に黄色い花が群生していました。ホソバウンラン(細葉海蘭)のようです。在来種で海辺の砂浜に咲くウンランに似ていますが、葉が細いのでこの名がついたそうです。利尿・皮膚病に効果があって大正時代に薬用あるいは観賞用として輸入されたものだそうですが、最近は土木工事で法面の緑化に使われるので野生化しているようです。繁殖力は強いようで寒い時期に逞しく咲いています。英名はbutter-and-eggs, common toadflax(蟇の亜麻), wild snapdragon (野生の金魚草)など。

2013年12月09日(月)

 今日は曇り空でちょっと寒い日でしたが、植物観察によく行っている市内の山へ午前中だけで出かけました。主目的は登山道の清掃でしたが、樹木名札の点検・クリスマスリース用の蔓採り・巣箱架けと多目的でした。巣箱はしばらく架けていませんでしたが、従来型の木製1と私が考案した孟宗巣竹?2の3つを架けてきました。数年前は5個のうち3個にカラ類が使った跡がありましたが、今度はどうでしょうか。

2013年12月08日(日)

 古い本を借りて来て読んでいます。この本の著者も亡くなりましたが、なかなか楽しく読める博物誌です。今日、読んだところなど、同感の至りです。
・・・ミノムシの巣を破り捨て、裸になった幼虫に、きれいな糸屑やビーズだけを与えてやると、それを用いて菜色ゆたかな巣をつくりあげる。幼虫にとっては迷惑千万なこととも思うが、われわれはやむを得ぬエゴイズムから逃れることができぬ。 ・・・動物は殺さぬという人だって植物は食べる。その残忍さは似たようなものだ。・・・せめて人間同士仲よくしようと思っても、これまたうまくゆかぬ。しかし、この世には心正しく心正しい人もいて、ただいるだけならいいのだが、まわりの人を説いて歩く。ただ説くだけならいいのだが、次第に声は高くしきりと唾をとばすようになる。すると見よ、その声と唾こそ高貴なのかもしれないが、その人自体はもはや優しくも正しくもない。こういうことは実に多く、すると私はミノムシをはがしてやりたくなるのである。

2013年12月07日(土)

 午前中は海岸清掃でした。狭いところですが、大阪湾で唯一ともいっていい自然の状態で残っている浜です。他のところもやっているので、ここは3ヶ月ぶりです。流れ着いたゴミ(主にプラスチック類)に加えてバーベキュウをやってその後始末もせずに帰った人たちがいるようでかなり汚くなっていました。道具類や砂糖らしきものがいっぱい入った瓶も2つありました。参加者15名で2時間ほどで見違えるようにきれいになりました。貴重な植物もある浜辺でバーベキュウをやるなどもっての外ですが、プラスチック類のゴミがなけれきれいな状態がずっと長く保てるだろうにといつも思います。

2013年12月6日(金)
 田んぼの周辺にこんな花が咲いています。明治時代に日本に入って来たそうですが、命名者は牧野富太郎だとのこと。葉が茄子に似ていますが、実は下にあるように茄子とは似ていません。和名はワルナスビ。英名は Apple of Sodom または Devil's Tomato 。その名のとおりなかなかやっかいな植物のようです。茎に棘がありおまけに全体に毒があって家畜の餌にもなりませんが、これで育つのがニジュウヤホシテントウムシ(ジャガイモやトマトの害虫)だそうです。土中にあれば種子は100年でも生きていて、地下茎は切り刻めばそれぞれから発芽してしまうそうです。農家の大敵です。

2013年12月5日(木)

 そろそろまた寒くなるのかと思っていたら、今日は風もなく昨日以上に暖かくなりました。遅ればせながらWin7を導入したのですが、案の定、使い慣れたソフトが使えなくなってまた出費が増えそうで懐がますます寂しくなりそうです。しばらくはXPと併用です。そんなことで部屋の中でイライラしていたのですが、あまりにもいい天気なので午後は田んぼのある方へ散歩に出ました。モンシロチョウやシジミチョウがヒラヒラしていましたが、花の方もまるで春が来たように水仙や椿に桜さへ咲いていました。植物たちも極端な気温の変化に戸惑っているようです。

2013年12月4日(水)

 このところ暖かい日が続いています。今朝は雨も少し降っていましたが、昼ごろには青空も出て日があたっていました。でもまた曇って来ました。私のベランダ園芸はうまくいきませんが、トマトは何個か口に入れることができました。そのままにしておいたらまた花が咲きました。はたして実になってくれるでしょうか。

2013年12月 3日(火)

 屋内で過ごすのは惜しいような暖かい日でしたが、午後は少人数で宇宙の勉強をしました。講師をボランティアでお願いしたTさんは市内在住のアマチュア天文家。世紀の大彗星と誰もが期待していたアイソンは肉眼で見るのは難しくなったようですが、彼は11月に既に写真をも撮って来ています。彗星のことを中心にいろいろ話していただきました。彗星や星雲の写真もたくさん見せていただき、夜空に対する関心が一層深まり楽しい午後でした。

2013年12月 2日(月)

 特に興味があったわけではありませんが、偶々行ったところで点描画の教室をしていたので見学させてもらいました。先生は男性ですが習っているのはほとんどが女性でした。男性は1人でした。点描といえばスーラが有名ですが、ここのはもっと細かい点々だと思います。水性ボールペンまたは水性絵具をペン先に付けて点々を打って描いて行きます。こんな根気のいることは私にはできそうにありませんが、みなさん楽しそうに励んでいました。

2013年12月 1日(日)

 とうとう12月。そろそろ年賀状の印刷をしなければなりませんが、スキャナと時たまのカラー印刷に使っているインクジェット複合機の紙送りがうまくいかなくなりました。5年保証を付けていたのですが、もう6年目に入っていて修理できても高そうです。近くの量販店を覗いたら、前から目をつけていた機種が何と3200円で出ていました。これも複合機ですが、タブレットやスマートフォンからワイヤレスでプリントもできます。あまり迷わずに買うことにしたのですが「在庫がない」とのこと。「展示品でいい」と購入。「安くなればもっといいけど」というと3000円になりました。大いに得した気分ですが、修理するより新品を買う方がはるかに安いというのは複雑な気分です。