2013年11月30日(土)

 今日は小春日和とはいきませんでしたが、少し暖かい日になりました。昨日の大神神社ですが、拝殿からは神体の三輪山の頂上は見られません。拝殿の後ろに三つ鳥居という変わった形の鳥居があってそこから先がご神体の山になるそうです。社務所に頼めば見せてもらえるとのことです。三輪山への登り口は左手に行った末社の狭井神社に受付があります。物見遊山で登る山ではないので禁止事項もたくさんあるようです。2時間ほどで往復できるそうですが、かなりの急坂だとのことです。

2013年11月29日(金)

 まだ11月だというのに大阪市や奈良市に初雪という寒さでした。天気もよくはなかったのですが、奈良県の大神神社(三輪神社・素麺も有名)と長谷寺へ行って来ました。なかなかの寒さでしたが、傘をささねばならないほどの雨には遭いませんでした。半世紀以上、関西に住んでいるのに行きたいところがまだたくさん残っています。大神神社と長谷寺もやっと行けました。写真は大神神社の大鳥居とご神体の三輪山です。山がご神体なので拝殿はありますが、本殿ありません。日本で最も古い神社だとのこと。長谷寺も山にあるのでよく歩いた1日でした。

2013年11月28日(木)

 散歩から帰ると、庭に珍しいお客さんが来ていました。鼬は時々来ているのですが、狸は初めてです。かといってここはそれほど山に近いわけでもありません。子どもであるせいか、人をあまり恐れていないようで何か欲しそうにしていました。来ていた孫とビスケットを投げてやると食べていましたが、よく見ると体の毛がほとんどありません。皮膚病に罹っているようでかなり重症です。やがて道路の方へ出て行って1軒おいた隣の庭に入って行きました。この近所のあちこちで餌をもらって暮らしているのかも知れません。毛のない体でこの寒さは心配なんですが、、、。

2013年11月27日(水)

 私の世代は『ドリトル先生航海記』などを子ども頃に読んだことがある人が多いと思います。少し後の世代は映画でしょうか。我が国では井伏鱒二の名訳で「ドリトル先生」という名が定着していますが、正しい名前はDolittleでdoとlittleの合成語です。作者が戦場から我が子に書き送った物語が最初だそうですが、大人の読書にも値する内容だと言われています。ふと、原書で再読してみたくなりました。電子版なら無料で読めることがわかりました。書かれたのは1920年以前。100年近くも前に書かれたものは日本語なら大人でも読むのは難しいと思いますが、英語だと現代の子どもも楽に読めます。これは英語のすばらしいところです。ここに使ったのは初版本(1920年)に作者 Hugh John Lofting (1886-1947) 自身が描いた扉絵です。

2013年11月26日(火)

 今日はまずまずの天気でしたが、午前も午後も会議でほとんど部屋の中で過ごしました。4時ごろやっと散歩に出ることができました。手前は小さな溜池で時々カモ類が来ているのですが、今日は何もいませんでした。向こうに見えているのは大阪湾に浮かぶ淡路島市です。アイソン彗星が太陽に再接近して消えずにいてくれたら、来月の末の日没にはこの方向に明るく見えそうで期待しています。衆議院で強行採決された特定秘密法案は反対に日本を暗い世にしそうで不安です。

2013年11月25日(月)

 午前中は何とか雨が降らずにもちこたえましたが、午後は強い風雨になりました。死者が出たところもあったようですが、こちらはそれほどではありませんでした。ほとんど日替わりのような天候は体に応えます。風邪を引かないうちにとインフルエンザの予防注射をして来ました。ウスタビガは雨に濡れないところに置きましたが、もはや飛んで行く力はないようです。昨日の写真では繭がはっきり見えなかったので寸法も記録に残しておくことにしました。出て来たところは閉じていますので開けるにはかなり強い力を要します。左上は私の作ではありませんが、工夫次第でおもしろものができそうです。

2013年11月24日(日)

 ふと気がつくと瓶の中でこんな蛾が羽化していました。9月の山の清掃のときに持って帰ったヤママユを瓶に入れてありました。昨夜か今朝、羽化したようです。翅に半透明の斑点があります。生まれたばかりのはずだからもっときれいな翅の筈ですが、ボロボロになっています。狭い瓶の中で羽ばたいたからでしょう。もっと広い容器に入れておくべきでした。名前も調べていませんでしたが、ウスタビガ(薄手火蛾/薄足袋蛾)♂のようです。手火とは提灯のこと。繭の形が提灯や足袋に似ているからでしょう。幼虫はクヌギ・コナラ・サクラ・ケヤキなどの葉を食べるそうですが、成虫は口が退化しているので何も食べずに過ごすとのこと。どうなるかわかりませんが、明日は外に放してやろうと思います。

2013年11月23日(土)

 男性で超高齢の医者は日野原重明さんが有名ですが、この本の著者・小林清子さんも超高齢の医者。しかし、元気そのもののような日野原さんと違って、小林さんは心臓がパクパクするとか、足が動かないとか、物忘れがひどいとか、盛んにこぼしています。私などはとても体験できないだろう年齢とはどういうものかという興味もあって小林さんの本を何冊か図書館で借りて読んでみました。大いにとは言いませんが、それなりに得るところはありました。

2013年11月22日(金)

 街路樹の紅葉も少し残っていますが、冬の風情になってきました。ここはよく通るところですが、最近は日の暮れが早いので明るいうちに通ったのは久しぶりでした。残念ながら私が住む市ではないのですが、この近くで「日本語ボランティア養成講座」の今期の修了式があったので出席していました。受講生は21才から75才までなかなか幅広い年齢でした。女性が多いのですが、1/3は男性でした。終了生は外国から来てこの市で暮らしている人たちに週1回~2回、基本的には1対1で日本語学習指導をしています。今日は過去の修了生の授業風景も覗いて来ました。私が最初から関わった講座が20年近く続いていて、草の根の国際交流の手伝いが今もできているのをうれしく思っています。

2013年11月21日(木)

 午後は会議があったのですが、思ったよりも早く終わったのでまた河口へ行ってみました。風もあって白波が立っていてすっかり冬の海です。突堤にイソヒヨドリがやって来てました。メスの若鳥だと思います。イソヒヨドリは最近はかなり内陸部でも見られますが、この鳥はどうやらここらあたりに棲み着いているようです。冬羽になっていますが、夏は涼しい声で鳴いてくれるしオスは特に姿も美しいので好きな鳥です。後ろに白く見えているのは関西国際空港への連絡橋の橋脚です。

2013年11月20日(水)

 雲は多かったのですが、降らないだろうと自転車で出かけていたら帰りに時雨に遭いました。滅多に行かないスーパーに寄ったら、駐輪場にこんな掲示が出ていました。丁寧に書いたつもりでしょうが、「日本人の日本語知らず」もいいところです。店の品位にもかかわると思うのですが、店の人は誰も気がついていないのでしょうか。

2013年11月19日(火)

 かなりの寒さでしたが、天気はまずまずでした。日もあたって部屋の中では快適に過ごせました。午後は自転車散歩を兼ねて旧友のところへ久しぶりに出かけて語らって来ました。日の暮れもせまったころ、時々は覗いてみる池の下の道を通るとたくさんの雀の鳴き声が聞こえました。土手の草むらに何十羽も集まっていて車が通る度に飛び上がって騒いでいました。どうやら今夜のお宿のようです。数が減っているという話がありますが、ここらにはまだ結構いて群をよく見ます。

2013年11月18日(月)

 また寒さがやって来ました。外は寒くても天気さえよければ私の部屋はほとんど1日中が入るの暖かです。午後は散歩に出ようと思ったら俄雨。長続きせずに止みましたが、出端をくじかれて終日家の中で過ごしてしまいました。これは午後5時前の私の部屋から南西の空を見たところです。これくらいでも夕焼けというんでしょうか。明日の天気が気になります。

2013年11月17日(日)

 昼過ぎてもまだ雨は降りそうにありませんでしたが、夕方には雷雨になりました。しかし、それも短い間で雨量は少なそうです。最寄りの駅からすぐのところにこんな通りがあります。これをまっすぐ行くと海に出るのでよく通るところです。ここに歴史を現す3種類の集合住宅が建っています。いつも面白いと思って見て通ります。左手にあるのが二軒長屋。通りの先にあるのが二階建ての文化アパート。そして右手あるのが最新のいわゆるマンション(mansion とは「大邸宅」のことですが)です。

2013年11月16日(土)  今日も小春日和でした。そのせいか庭にテングチョウ(天狗蝶)が姿を見せていました。6月~7月に羽化し、真夏は休眠し冬も成虫で休眠して越冬するそうです。我が庭には好きな植物はないと思うので珍しいことです。プランターのベゴニアにとまったりしていましたが、間もなく飛んで行ってしまったので写真はこの1枚だけ。頭が天狗の鼻のように見えるのが名前の由来です。羽の裏側は地味な枯草色ですが、この写真では透けて表が裏にも映っているのでわかりません。

2013年11月15日(金)

 午前中は雨でしたが、午後にはまたいい天気になりました。今日もちょっと出かけたのですが、写真は昨日の干潟の轍です。この車がどこから入って来たのか不思議です。車でここに来るのは無理だと思うのですが、どうやって入って来たのでしょう。道路ではない自然の中で自慢の車の性能を試したかったのでしょう。自然との付き合い方はいろいろですが、ここは鳥獣保護区でもあり貴重な小さな生き物も棲んでいるところなので困ったことです。

2013年11月14日(木)

 小春日和になりました。午後、しばらくご無沙汰していた河口を訪れてみました。ウミネコたちが河口に群れていましたが、鳥撮りの姿はなく釣り人が1人いただけ。逆光になるので午後はあまり行かないのですが、気になったことがあったので対岸にも廻ってみました。ハクセンシオマネキなど貴重な蟹たちがたくさんいる干潟を車で走った輩がいたというのです。その轍がまだはっきりと残っていましたが、その干潟に水が上がって来ていて2羽の小型の鴎が飛んで来ました。貴重種になっているズグロカモメ(頭黒鴎)のようです。夏冬ともユリカモメとよく似ていますが、嘴が黒なので間違いないと思います。英語で Black-headed Gullというとユリカモメ、ズグロカモメはSaunder’s Gullというのでちょっとやっかいです。

2013年11月13日(水)

 この地方で盛んだった繊維産業は衰退して織物工場もほとんど姿を消しましたが、まだ生き残っているこの街の工場がオーガニックコットンの布を織っています。しかし、原料は輸入に頼っているようです。急な寒さも少し和らいだので綿畑を見て来ました。原料から国産にしたいと試験的に栽培している畑です。既に実になっているものもあり、弾けて綿が出ているものもありましたが、花もまだ咲いていました。オクラの花に似ていると思ったら同じアオイ科なんですね。葉っぱがこれだけ虫に食われているといことは消毒をしていない証拠でしょう。オクラ畑もこうであって欲しいものです。

2013年11月12日(火)

 昨日はそれほどでもなかったのですが、今日は冬そのものの寒さになりました。庭にサザンカ(山茶花)の花が咲いています。その名がついた歌は歌謡曲にいくつもありますが、童謡で育った私が思い出すのは「♪さざんか さざんか 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き ・・・」。でもこの歌の題名は「焚き火」です。あまり聞きませんが「♪さざんかの 咲いてる道は 細い 細い 露の小道よ ・・・」という童謡もあります。川田正子が歌ってました。

2013年11月11日(月)

 毎日新聞夕刊の「憂楽帳」というコラムに「奈良サウンド」と題された記事がありました。コピーはその後半です。前半は「15年ぶりに奈良市に戻って残念だったのは、JR奈良駅近くにあったオーディオ店『奈良サウンド』がなくなっていたこと」で始まっていますが、私が気を引かれたのは終わりの方。「機器は高知県香美市にIターンした娘さんに引き取られた」というところ。そして「集落の人たちを魅了している」とのこと。その音をぜひ聞いてみたい。弘瀬さん、探して!

2013年11月10日(日)

 頂いていた手作りケーキを切り、これまた頂き物の栗茶(日本茶+乾燥栗のブレンド)を初めて煎れました。そして届いたばかりの本『術の思想』を繙くことにしました。この本は編者になっている元教授の門下生の中国思想の論文集。門外漢の私の手には負えそうにないのですが、元教授(現在は成都の大学で活躍中)は私の大学の同期生、執筆者で事実上の編纂者がかつての教え子であるという奇縁から頂戴しました。ケーキも栗茶も贈り主の個性を現すようないい味です。この本とも不思議に合っているようです。ゆっくりと味わいたいと思っています。

2013年11月9日(土)

 「旧真田山陸軍墓地~三光神社~玉造稲荷神社~ピース大阪」という歴史散歩に参加して来ました。案内人は元同僚で大学講師もしていた歴史家のY氏。彼は5千以上もある墓地に1つ1つにあたって調査しています。大阪には陸軍造兵厰があって先の戦争でも大空襲を受けたところで、真田山陸軍墓地はその関連施設。明治の初めからの軍人が埋葬されていますが、戦死者だけではなく病没者や自殺者までも埋葬されています。またドイツ人や清国人捕虜の墓まであります。削られてコンクリートで埋められているところには「俘虜」という文字があったとのことです。日本人は敵国人であっても人間として丁重に扱う心を持っていた時代もあったという証明だと思います。

2013年11月8日(金)

 いい天気でしたが、久しぶりで安芸市の「雨」の歌碑に立ち寄りました。「雨がふります雨がふる・・・」という歌の詩は北原白秋、曲は弘田龍太郎。安芸市は弘田龍太郎が生まれたところで3才までいたそうです。彼が作曲した童謡の歌碑が市内に10あります。かつて全部回りましたが、国道沿いには「浜千鳥」もあります。ところでこの「雨」の歌詞の字は辻典子さんの書。「典子は今」というサリドマイド禍を描いた映画の実在のヒロインです。傷害を物ともせず前向きに生きる彼女のことを久しぶりに思い出しました。彼女のことは左の碑にも書かれています。

2013年11月7日(木)

 古民家再生おじさんがほぼ完成させた住宅を見せてもらいました。外からは想像もできないような内部空間になっていました。板張りの床は土間だったところ。大きな格子は耐震構造材でもあります。左のテーブルのようなのは何かと問えば、井戸を覆ったものだとのこと。テーブルにするつもりだったようですが、家主がテーブルは別に用意するとのことなので目下は物置台だそうです。「せっかくの井戸がそれだけではもったいない」と思い、素人ながら1つの提案をさせてもらいました。冬暖かく、夏は涼しい井戸水ないしはその上の空気を利用すれば冷暖房が不要になるほどの効果があるはずです。地中に穴を開けて地熱を利用して「ジオサーマル住宅」として人気を博している会社もあるほどです。

2013年11月6日(水)

 ちょっとポロポロとしましたが、大丈夫だろうと昼前に買い物に出ました。帰りに池の周りを通って来たのですが、浮き桟橋に上がって休んでいるカモたちがたくさんいました。カルガモ・ヒドリガモ・マガモ・オオバン。カワセミもいたなんて、帰って来て写真を確認するまで全く気がつきませんでした。カワセミも珍しくはありませんが、いたらねらう鳥です。うれしいような、情けないような気分です。手前のヒドリガモの身繕いにばかり注意が行っていました。

2013年11月5日(火)

 半年ぶりに渓流沿いにある手打ち蕎麦屋へ仲間と出かけました。車で1時間近くもかかり携帯電話も圏外になる山の中です。連休明けの平日なのに次から次へ客が来ていました。どうやら客の顔を見てから打っているようでかなり待たされました。しかしそのあいだにゆっくりと紅葉を愛で話も弾みました。ヤマガラもすぐ側(画面右下)に来ていました。

2013年11月4日(月)

 久しぶりでこんなところへ行ってきました。カルスト地に出現したナウマン象です。この象に名前が残るナウマン博士がこの地を訪れて100年になるのを記念して昭和60年に造られたものです。あまり人のいかないところで、ちょっとした穴場かもしれません。

2013年11月3日(日)

 また由緒ある建物が消えていました。8月20日にここを訪れて記事を書きましたが、森下雨村の旧居の離れです。雨村は東京で『新青年』という雑誌の編集長であり、日本の推理小説の生みの親です。西谷退三の遺稿の翻訳『セルボーンの博物誌』を世に出し、『猿猴川に死す』の著者としても知られている人です。今は、縁のない個人の所有物ですから、持ち主の意向次第でどうしようもなかったようです。次は門も崩れている西谷退三の旧居が同じ運命になるでしょう。「文教の町」の看板も泣いているでしょう。

2013年11月5日(火)

 半年ぶりに渓流沿いにある手打ち蕎麦屋へ仲間と出かけました。車で1時間近くもかかり携帯電話も圏外になる山の中です。連休明けの平日なのに次から次へ客が来ていました。どうやら客の顔を見てから打っているようでかなり待たされました。しかしそのあいだにゆっくりと紅葉を愛で話も弾みました。ヤマガラもすぐ側(画面右下)に来ていました。

2013年11月2日(土)

 これまでに見たことがあったのか、なかったのか、定かではありませんが、これはサツマイモの花です。オクラやジャガイモ、カボチャやキュウリなどの花も観賞用としてもなかなかいいと思います。もっとも、花を取ると食べるところができないものは花瓶に挿すわけにはいきませんが、ベランダ園芸なら両方が楽しめますね。

2013年11月1日(金)

 今朝もあの鳥との出会いを期待して昨日と同じコースを歩きました。川の中ばかりに注意が行っていましたが、何と反対側の田んぼの中からあの鳥が飛び立ちました。しかも、ほんの10mほどのところ。早く気がついていたらもっとましな写真が撮れていたのに! しかし、後ろ姿ながらよく見えたし、チューリチューリチューリと鳴きながら去って行きました。見慣れているキアシシギとは明らかに違いました。その後ですぐに出会ったのがこれ、今シーズン初のジョウビタキ♀です。♂と違って地味ですが、ルリビタキ♀とともに大好きな小鳥です。まだ日がさしていなかったので写真の写りはよくありません。

2013年10月31日(木)

 朝の散歩コースの1つの川の上流で去年から気になっている鳥がいました。よく見るのですが、いつもこちらが気づく前に飛び立ってしまうので写真は撮れず、飛び姿しか見たことがありませんでした。今朝も気がつく前に飛び立たれたのですが、遠くへは行かなかったので追っかけていたら、飛びながらの鳴き声も聞けました。何度目かにかなり遠くの浅瀬に立っているのが目に入りました。何枚かシャッターは切りましたが、見られるのは1枚だけでした。どうも馴染みがない鳥なので知人・友人に問い合わせたところ「キアシシギの冬羽」と「クサシギ」に分かれました。キアシシギの夏羽はしょっちゅう見ているし、クサシギも初めてではありません。さて?

2013年10月30日(水)

ナスカの地上絵は見たいものの1つですが、飛行機の中に長時間いるのは耐え難くなって来たのでもう行けないでしょう。これは行って来たばかり人からもらったマウスパッドです。印刷ではなくて布が貼り付けてあるので滑らずに使いやすくできています。これを使いながら写真の整理をしていましたが、今日もいい天気なので午後は散歩に出ました。草が枯れて少し広くなった池の水面に鴨たちが浮かんでいました。カルガモ・マガモ・オオバン・ヒドリガモ。最初の4種は年中いるし、ヒドリガモもいない期間が短い鳥です。珍しいのはいませんでした。

2013年10月29日(火)

 3日めの好天気。予定どおり、昨日の人たちを石鎚山に案内。これまで何度も登っていますが、これほどの好天気は初めて。夕方になるまでのほとんど終日、どこからでも頂上がよく見えました。どこまで行けるだろうかと心配している人が1人いましたが、無事に弥山まで到着。付近には雲1つなく、視界は360度。1982mの本当の頂上である天狗岳もすぐそこに見えました。ちょっと危険な天狗岳へ行くにもこんないい条件の日は滅多にないと思われました。私も今日なら行けそうに思いましたが、荷物番をすることにしました。身軽になって全員が天狗岳登頂を果たして大満足の様子でした。

2013年10月28日(月)

 好天気になって2日目です。知人たちを案内して久しぶりに高知市の牧野植物園へ行きました。私より1回り近く年下の人たちでしたが、「牧野富太郎なんて知らなかった」というので驚きました。高知県では知らない人がいないくらいでも、全国レベルになるとそういう時代になったんですね。最初は予定に入っていなかったんですが、案内してよかったと思いました。短時間ではゆっくり見てられませんので「また来たい」と言っていました。外を散策しているとアサギマダラがたくさん集まっている花がありました。ヒヨドリバナかと思ったら違っていました。「アスチルベ属の園芸品種」と書いてありました。アサギマダラはこんな白い小さな花が好きなようです。残念ながらマーキングされたのは見つけられませんでした。

2013年10月27日(日)

 天気が日替わりです。いい天気になって気温も上がって来ました。今日は公民館での「親子カーニバル」という行事の手伝いに行きました。「自然と本の会」はドングリや木の枝を材料にしての子ども達の工作の手伝いと自分が描いた絵を缶バッジにすサービスで参加。ブランコは私が作った見本ですが、なかなか人気がありました。缶バッジは蔦の葉で作ってみました。

2013年10月26日(土)

 台風が去って冬の始まりのような天気になりましが、特に目的もなしに立ち寄った書店でこんな雑誌が目について買ってしまいました。杉原千畝は知っていましたが、小辻節三という名前は知ったばかりでした。その隣の根井三郎という名前は初めてで、記事を読んで建川美次という人もいたことを知りました。こういう人々がいなければ杉原千畝の決断も単なる反逆に終わっていたでしょう。今、おかしな法律が審議されようとしていますが、戦前・戦中にも政府の方針に逆らっても道義を通した人々がいたことは誇りにすべきだし、忘れてはならないことだと改めて思いました。

2013年10月25日(金)

 台風27号が故郷の方にも大雨をもたらしたようですが、報道されたほどではなかったとのことで一安心。こちらも雨は降っていますが、大したことはありません。これも今日の写真ではありませんが、この1ヶ月たらずで2度見たこの大型の蜂の名前がわかりました。キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)。メスは触覚が短いというのでこれはオスでしょう。親も子もコガネムシを食べるとのことです。攻撃性は少なくて普通は人を襲うことはないそうです。花はミゾソバ(溝蕎麦)。

2013年10月24日(木)

  知ったのはかなり前ですが、テルミンという電子楽器の先祖のような不思議な楽器の生演奏を一度聴いたことがあります。鍵盤も弦もない楽器なので難しそうですが、その持ち主のは演奏とはいえない酷いものでした。時々見ているTEDというサイトでその楽器で見事な演奏をしているのに出会いました。「触る事ができない音楽」となってますが「触ることができない楽器」とすべきでしょう。このサイトはその他に、11才ですばらしいバイオリンの演奏をする少女や、こんな弾き方があるのかというギターの演奏など、8つの演奏とtalk(演奏者の語り)があります。午後の数時間を居眠りもせずに楽しみました。英語が聞き取れなくても問題はありません。日頃あまり音楽を聴かない人たちにも勧めたいと思います。

URLは http://www.ted.com/talks/pamelia_kurstin_plays_the_theremin.html (TED Virtuosos で検索可能)。

2013年10月23日(水)

 終日降ったり止んだりでした。午前中も夜も出かけていましたが、これといった被写体には出会えずでした。そこで一昨日出会ったイシガケチョウ(石崖蝶)のお出ましです。この蝶はとまったら翅を拡げてしまうので、翅の裏側を見るには捕まえるしかありません。が、左に挿入したのは一度飛び立って栗の葉の上にとまってこちらを見ている姿です。葉が折れているので翅の裏側が少し見えています。他の蝶ほど翅の表と裏の違いはないようです。地図のような模様なので英名は Common Map だそうです。こちらでも珍しいのですが南方系のようで中部地方以北にはいないようです。

2013年10月22日(火)

  昨日とはまた変わって曇天でしたが、午後は海辺の近くの小学校3年生の海浜学習のサポートに行きました。「自然と本の会」が年に何回か教科外学習の指導と見守りをしています。海辺まで歩いて5分ほどですが、彼らが海辺で遊ぶことはまずありません。山村の子とも達が川で遊ばせてもらえないのと同じです。海の近くに住んでいても海を知る機会はほとんどないのです。命の危険は避けねばなりませんが、これでいいのだろうかと思います。短い時間でしたが、貝拾いと植物観察と野鳥観察の楽しい時間だったと思います。

2013年10月21日(月)

 昨日とはうって変わった好天気でした。予定していた谷筋の植物観察に仲間と出かけました。仲間といっても他の人たちはかなり詳しくて教えてもらうのは私だけ。初めて名を知った植物やちょと珍しい蝶々にも出会いましたが、それは別の機会に。これはその地区の入り口の200年近いという家。干してある雨傘の色がよく映えていました。表にいた住人と少し話をしましたが、最初は「古い家で」と謙遜していましたが、こちらの言葉に気をよくしたようで「阪神大震災の時もビクともしなかった」と誇らしそうに話してくれました。昼食を挟んで7時間ほど歩いてヘトヘトです。

2013年10月20日(日)

   知人から入場券をいただいて「ミュージカルの魅力について」というセミナーに参加して来ました。東京のさる音楽大学の同窓会和歌山支部の主催でしたが、何故か大阪府の我が街での催しでした。セミナーといっても堅苦しくも難しくもありませんでした。その大学の教授の楽しい講義とピアノ演奏、そして講師でソプラノ歌手の歌曲・オペラ・オペレッタ・ミュージカルを素晴らしい声で楽ませてくれました。

2013年10月19日(土)

 「か(ka)」と打ってるつもりなのに「あ」になってしまって何度もやり直さねばならなくなりました。「ダメ元」でキーボードを分解してみました。実に簡単な構造でした。シートに接点と回路が印刷されていてバネを兼ねたビニール製のタコのイボのようなものがあり、その中に小さな丸い突起があります。キーを打つとその突起がシートに印刷された丸い点に接触するようになっています。これなら自分で直せると思ったのですが、イボがはまっている穴が浅くてなかなか真ん中に収まりません。一応整えてシートを元に戻し、ネジ止めしました。試してみると、文字が出ないところが何カ所かあり結局ダメでした。これ以上時間を掛ける気にはなれず、結局は量販店に行って新しいのを買って来ました。

2013年10月18日(金)

 近くで知人夫妻の陶芸作品展示即売会があったので散歩の帰りに寄って来ました。趣味でやっているのですが、週1回は希望者に教えてもいるとのことでした。ほぼ1年間にできた皿やカップなどに格安な値段が付いていました。準備していた昨日見たときはかなりの数があったのに、1日でほぼ半分に減っていました。私も小さなものを買ったらコーヒーと菓子のサービスがあって、しばらくおしゃべりをして来ました。この写真は習っている人たちの作品で売り物ではありません。教える方も習う方も気楽に楽しんでいるようでした。

2013年10月17日

 何日かぶりで近所の田んぼへ行ってみるとあっちでもこっちでも刈り取りが行われていました。既に刈り取られたところにはハクセキレイ(白鶺鴒)が群がっていました。今、身近で一番多く見られるのがこの鳥ではないかと思います。住宅地の舗装道路上でもよく見られます。左側に挿入したのはメスだと思いますが、ちょっと若いように思います。オスの夏羽は右側のによく似ていますが、これは一緒にいたセグロセキレイ(背黒鶺鴒)です。ハクセキレイは同種が他の国にもいますが、セグロセキレイは日本の固有種ですので外国人に見せてやると喜ばれます。両種の違いは顔を見ればわかりますので、野鳥入門にもいい鳥だと思っています。

2013年10月16日

 台風はまたも大きな災害をもたらしましたが、私の住むところでは少しの雨と強い風があったくらいでした。読書の秋といいますが、私の読書量は年々落ちています。それでも興味のあることに出会えば偶には買ったり借りたりして読んではいます。今、読んでいるのが『永続敗戦論』。日本の若い学者にもこんな分析ができる人がいるのだとうれしくなります。私はちょっとだけ戦前に生まれて戦後といわれる時代を一応平和に生きて来ましたが、その平和も危うくなりつつある気がしています。領土問題も含めて私たちはどう考えるべきか、どうすべきか、大いに参考になる本だと思います。

2013年10月15日(火)

 昨日の「9条世界会議」の最後に上条恒彦のライブがあるのを期待していたのですが、残念ながら帰り時間の関係で聞けませんでした。でも、原発廃止の運動にも加わっている藤波心という17才の日本の少女が司会者との対談の後で「故郷」を歌ってくれました。彼女のことは全くしらなかったのですが、歌も上手でした実にしっかりした考えを持っているのには驚きました。そして来賓としてスピーチをしたランス人弁護士ローラン・ベイユさんは何と95才。70才やそこらで年取ったとは言っておれないと思いました。写真は今朝雨が降り出す前に撮った我が家のキーウィですが、大部分の葉が枯れて落ちている一方で若葉が芽生えて増えています。年取ったキーウィもまだ若さを見せようとしているのでしょうか。

2013年10月14日

 「良心的兵役拒否」という言葉を久しぶりに聞きました。「9条世界会議関西2013」のシンポジュウムでそれをした韓国の青年の話を聞きました。日本には今のところ兵役義務を課される軍隊がないので無縁の言葉ですが、もしも、もしも再び兵役が課される国になったら、、、。「君が代を歌っているかどうかを口元を見て監視する」なんてことが平然と行われるようになった国で「良心的兵役拒否」なんて言葉が存在するでしょうか。

2013年10月13日(日)

 今日もいい天気でしたが、風があり少しは涼しくなった気はします。祭太鼓の音が聞こえていましたが、私たちの会は1時間半ほどの清掃活動をしました。ここにはハマボウフウ(浜防風)が生えていて、大阪府の指定を受けて保護しています。夏には白い花が咲きますが、冬になると葉も枯れますが多年草です。セリ科なのでキアゲハ(黄揚羽:9月30日参照)の幼虫がたくさんいました。葉は私たちも食べられるようですが、根には解熱などの薬効があるそうです。

2013年10月12日(土)

 風があって少し涼しくは感じましたが、今日も結構暑い日でした。午前中は「自然と本の会」の「れいかい」と日本野鳥の会大阪支部の支部長・橋本正弘さんを招いての「自然を楽しむ講座Ⅳ-4」がありました。祭と重なったので心配していましたが、参加者は予想よりも多くて主催者としてはホッとしました。コウノトリが主題でしたが、豊岡市は橋本さん自身の故郷でもあり、他の人ではできないお話も聞けました。また日本野鳥の会の創設者である中西悟堂さんのことや大阪支部の歴史や活動のことも話していただきました。希望者と昼食を共にしていただいた後、男里川に案内しました。珍しい鳥は見えませんでしたが、すばらしい景色とウミネコたちの群舞を楽しんでいただきました。

2013年10月11日(金)

 「野の花は野に」がモットーなのですが、ふるさとから持って来た植物が4つあります。ただし、すべて誰かが育てていたものを分けてもらったものです。3つは地植えで花も咲かせていますが、1つだけは地面では枯れてしまいました。鉢植えで何とか毎年花を咲かせいるのがこれです。日陰でもダメですが、暑さと日光に弱いので葉っぱは哀れな状態です。本拠よりはかなり遅い開花です。

2013年10月10日(木)

 台風一過の好天気が昨日よりも更に暑い記録的な10月の真夏日をもたらしました。また運動を兼ねて河口へ出かけてみました。ウミネコがいつもよりたくさん集まっていましたが、撮り族(大砲のようなレンズを付けたカメラを据えて野鳥の写真を撮る人たち)も集まっていました。彼らはもう少し左の突堤に陣取っています。後で聞いたらカツオドリ(鰹鳥)が1羽いたとのこと。写真の左の方に漁船が見えます。陸に近づいて何をしているのかと思ったら、縄の付いたものを投げ入れていました。どうやら蛸壺を浸けていたようです。我が家の食卓には上りませんが、イズミダコ(和泉蛸)は有名です。

2013年10月9日(水)

 台風の影響の風は朝方から吹いていましたが、雨は10時ごろになってやっと降ってくれました。でも直ぐにやんでしまって日が照って来てまた真夏日になってしまいました。「台風一過」という言葉も過去の言葉になるのでしょうか。台風が近づくと大阪湾に避難して来る船がたくさん見られます。夜になると明かりを点けるのでなかなかきれいです。これは昨夜の写真なんですが、今夜も同じように船の灯が見えているので漁り火かも知れません。恥ずかしながら、大阪湾の漁業についての知識はほとんどありません。

2013年10月8日(火)

 台風24号の被害を受けているところは気の毒ですが、こちらは空にはその気配があっても雨はまたありませんでした。今日は出かけなかったので昨日の河口風景です。手前にあるのはハママツナ(浜松菜)。満潮になれば塩水に浸かる砂地に生えています。絶滅危惧種です。一面に広がっていたこともありますが、今はほんの少しだけになっています。葉っぱが松の葉に似ているのでこの名がありますが、菜とあるように食べることもできるそうです。もう少したつと紅葉してきれいです。向こうの河口で浮かんでいるのはウミネコ(海猫)です。ほとんど姿を消していましたが、最近は集団でよく見られるようになりました。

2013年10月7日(月)

 今日も真夏日復活でしたが、時間ができたので河口へ出かけてみました。ダイシャクシギがまだ1羽残っていました。ヨーロッパにも同種がいて英名は Curlew で鳴き声から来ています。それで思い出すのがベンジャミン・ブリテン (Benjamin Britten) のオペラに “Curlew River”。彼が来日した時に観た能の『隅田川』を翻案したものだそうです。CDは聴いたことがありますが、残念ながらどちらも観たことはありません。

2013年10月6日(日)

 とうとう雨は降らず、青空まで現れて一段と暑くなりました。ジョロウグム(女郎蜘蛛)がいました。向こう側にいる小さな子どものようなのが雄です。嬶天下もいいところです。実はこれがジョロウグモだと知ったのはつい最近のこと。子どものころ闘わせて遊んだのがジョロウグモだとばかり思っていましたが、それは正式にはコガネグモ(黄金蜘蛛)でした。四万十市の伝統行事「女郎蜘蛛相撲大会」の蜘蛛もコガネグモのようです。広辞苑には「コガネグモまたはナガコガネグモの誤称」と出ています。

2013年10月5日(土)

 「また降らんなあ」「そうよ。米、できてるけ」「いかん。毎年予約しくれてる人には断った」。田んぼ道で写真を写していると聞こえて来た農家の婦人たちの会話です。枯れかけている作物もあるようですが、野の花はまだまだ元気です。萎れた彼岸花の横でハゼラン(爆蘭)が咲いていました。午後にならないと咲かない直径は1cmもない小さな花です。三時草という別名のとおり2時半ぐらいから咲き始めます。花火草という名もあります。夜空の花火を連想さすからでしょう。爆蘭というのは爆ぜるように咲くから。

2013年10月4日(金)

 台風が近づいているのでまた大雨になるかも知れません。雨の後は河口の形が変わってしまうので、その確認の意味もあって出かけてみました。ウミネコはたくさんいましたが、期待していた渡り鳥たちの姿はありませんでした。その代わりにこれまでいなかった我が市の側にハクセンシオマネキが少数ながらいるのを見つけました。こんなきれいな甲羅を持っているのを見たのも初めてです。

2013年10月3日(木)

 我が家のキーウィは一時は驚くほどたくさんの実をつけていましたが、木が古くなった今はめっきり数を減らせました。今は実よりは夏の日陰作りが役目です。冬には葉がなくなるので日当たりを妨げないので好都合です。ところがそうなるまでに葉が次々と枯れて落ちます。屋根に落ちたのは樋の中にも入ります。気をつけて取り除いてはいたのですが、忘れていて雨になると樋がないのと同じことになります。そんなことの繰り返しで何年も前から考えていたことですが、防止策をやっと施行しました。これで大丈夫だと思うのですが、次の雨を半分楽しみで待っているところです。

2013年10月2日(水)

 朝から庭でシジミチョウがヒラヒラ舞っていました。花の蜜を吸うわけではないのですが、時々どこかに留まります。翅は閉じてていることあ多いのですが、少し開く時もあります。どこにでもいると言っていいヤマトシジミ(大和灰小蝶)でした。ハートマークがたくさんあるのがちょっとおもしろいところです。

2013年10月1日(火)

 午後は何ヶ月かぶりで大阪市へ出て街歩きをして来ました。久しぶりでお上りさん気分。用事をすませて向かったのはすぐ傍の阿倍野ハルカス。14階まで行ってみましたが、それくらいではそう高いという気はしませんでした。次が発売前から人気が出ている一眼レフを体感させてくれるというのであるメーカーの本町のショウルームへ。欲しい気はしましたが、恐らく買わない、いや買えないでしょう。そして最後が小銭入れを買うために心斎橋へ。右がここ数年使っていたもの、左が今度買ったもの。これで3代目でしょうか。無造作にズボンのポケットに入れていますが、不思議になくしたことはありません。ブランド品は持とうとも思わない私ですが、国産ながら唯一拘っているブランド品というところでしょうか。右の消えかけているのが爪唐草、左の新しいのが花唐草という日本の模様です。

2013年9月30日(月)

 大阪府と和歌山県の境にある四国山(241m)へ鷹の渡りを見に出かけました。低くても四国まで見えるのでその名があるのでしょう。もっといい天気だったら小松島や徳島が左の方に見えたようです。鷹の方はノスリやハチクマが遠くに数羽見えたくらいで空振りでした。目に付いたのは昆虫の方でした。登る途中で久しぶりにホタルガ(螢蛾:右端)を見ました。頂上にはキアゲハ(黄揚羽:左端)など、下山するとアゲハチョウ(揚羽蝶:中)の番(つがい)を見ることができました。上が♀だと思います。

2013年9月29日(日)

 今日は少し雲が出て来ましたが、日中はまだかなりの暑さでした。庭の宿根サルビア(ブルー・サルビア?)にスズメガ(雀蛾)が来ていました。ホシホウジャク(星蜂雀)というようです。短い翅でホバリングしながら細長い口吻を差し込んで蜜を吸っています。幼虫はヘクソカズラ(屁糞葛)にいるようです。ヘクソカズラとは嫌な臭いがするからですが、花は特色があってそこそこきれいです。サオトメカズラ(早乙女葛)という別名の方がいいと思います。

2013年9月28日(土)

 涼しくなったので庭のスズムシバナ(鈴虫花)がよく咲いています。1日花で日があたっていると昼頃、日陰でも夕方にはポトリと落ちます。なぜスズムシなのかピント来ませんが、鈴虫が鳴くころに咲くからでしょう。本当はスズムシソウ(鈴虫草)だったんですが、蘭科に同じ名前のものがあって名前を取られています。そちらの花は鈴虫が羽を拡げたところに似ていて名前のとおりですが、野生では絶滅状態です。こちらもどこにでもあるというわけではありませんが、環境が適せばかなり広がります。

2013年9月27日(金)

 センニンソウ(9月2日と11日)の花が散ったところです。これが名の元である仙人の髭のようです。髭に見えなくもないでしょうか。同じ時期に花を咲かせている葛は馬が好んで食べるそうですが、仙人草には毒があって「馬喰わず」という別名があるそうです。しかし、毒はまた良薬になる場合があります。仙人草による扁桃腺炎の治療法が民間療法にあるそうです。

2013年9月26日(木)

風が涼しくなりました。買い物の帰りに池の土手道をまた通ってみました。今日は別のシジミチョウがヒラヒラしていました。いい写真ではありませんが、突起がはっきり写ったのを選びました。先日のタイワンツバメシジミとは翅の模様が全く違います。裏側が波のようになっているのが名前の由来のウラナミシジミ(裏波小灰蝶)です。この蝶は南北アメリカ以外の亜熱帯から温帯で見られるそうです。

 思いがけない事件が起こったケニヤから来ている大学生たちの民族舞踏と音楽の公演に行って来ました。いくつかの市や町の国際交流団体が参加しての Osaka in the World の24回目(24ヶ国目)の公演です。公演のメンバーは約1ヶ月かけて各地を回ります。公演地でホームスティをして住民や学校との交流もするボランティア団体ならではの公演です。写真はホストファミリーも舞台に上がって踊っているところです。来年はこの中からケニヤを訪れる家族もいるでしょう。

2013年9月25日(水)

 花オクラというものを戴きました。こんなものがあるなんて初めて知りました。オクラは実を食べるのですが、これは花びらを食べるように改良されたものだとか。囓ってみましたが、味はまったくありませんでした。彩りに使えばいいようです。ともかくサラダとして食べましたが、次に手に入ったらもっと工夫してみようと思います。

2013年9月24日(火)

 今日もいい天気でした。葛の花が咲いています。葛は葛粉や葛湯あるいは葛根湯などとして有用な植物ですが、繁殖力が旺盛で各地で困りものにもなっています。しかし、花もなかなかきれいです。チャバネセセリ(茶羽挵)が来ていました。

2013年9月23日(月)

 台風一過の好天気がまだ続いて昼間はまだかなりの暑さですが、午後は歩いて買い物に行きました。道路は通らず溜め池の畔を通っているとシジミチョウが目につきました。他のシジミチョウと違って後翅に突起があります。これを燕の尾羽に見立ててツバメシジミといいます。しかし、何度か出会ったツバメシジミにはこんな鮮やかな赤色はありません。これはタイワンツバメシジミ(台湾燕小灰蝶)のようです。九州や四国でも絶滅危惧種になっている南方系の蝶です。食草のシバハギ(芝萩)の花も咲いていました。

2013年9月22日(日)

 少々疲れ気味で雨が降ることを期待していたのですが、生憎またも好天気。この前の台風でうち寄せられたゴミがかなり目立っていて気になっていましたが、今日は河口の海岸部の清掃の日でした。拾うのはプラスチックゴミだけでしたが、10人ほどで約1時間。袋が軽トラに山盛りになりました。掃除中に飛んで来たのがトウネンの群。カメラを取り出してしばし撮影。すぐ近くまで寄って来ました。波打ち際でゴカイを引っ張り出して食べていましたが、ゴミの中の虫も盛んに啄んでいました。

2013年9月21日(土)

 今日もまだ好天気が続いていますが、これは昨日撮った芋虫と俎石山の休憩所からの風景です。芋虫は阪神ターガーズのファンが歓びそうですが、雀蛾の1種メンガタスズメ(面形雀天蛾)の幼虫です。成虫の背に髑髏のような模様があるのが名前の由来です。茄子科の植物や胡麻によくいるそうなので、畑で見たことがある人もいるでしょう。風景はちょっと霞んでいましたが、大阪府の海沿いの地域、関西空港や淡路島も見えていました。

2013年9月20日(金)

 好天が続いていますが、「自然と本の会」で俎石山(まないたいしやま)の清掃+植物観察に出かけました。海岸とは大違いでゴミはあまりありませんでしたが、これまで見たことがないほどいろいろなキノコがありました。その中にまるで雪だるまのようなのがありました。頭に角のようなイボがたくさんあるからか、オニシロタケ(鬼白茸)というようです。食べた人はいないようですが、テングタケ科だから恐らく毒が強いだろうということです。

2013年9月19日(木)

 ファーブルが観察記録(14日掲載の本)を残しているナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)は日本でももよく見かけます。これはオスだと思いますので、メスを探してみたいと思います。見事な徳利形の卵嚢を作るそうですが、ファーブルの観察記録は室内でしたもので、しかも想像をまじえた部分もあって間違っているそうです。奥本大三郎氏の翻訳でもそれは写真入りで注釈がつけられています。

2013年9月18日(水)

 昨日の同じような天気でしたが、時刻もほとんど同じ頃に同じ場所へ行って来ました。昨日もそうでしたが海岸は漂着したゴミが目立ちました。オオソリハシシギは今日は見えませんでした。代わりにより小さなソリハシシギがいました。他にオバシギ・イソシギ・キアシシギ・チュウシャクシギ・ダイシャクシギがいました。これ、親子ではありません。ダイシャクシギ(大杓鴫)とチュウシャクシギ(中杓鴫)です。嘴の反りがソリハシシギやオオソリハシシギとは逆の下向きです。

2013年9月17日(火)

 この頃は日本も1日に四季があるみたいです。朝夕は涼しくなり過ぎたくらいですが、日中はまだまだ強い日差しです。渋る体にむち打って、久しぶりに河口へ行ってみました。もう渡り鳥が何種類も来ていました。これはそのうちの1種、オオソリハシシギ(大反嘴鴫)です。名前は嘴の形と大きさから。もっと小さいソリハシシギもいるので大が付いています。浜辺で蟹などを獲っているようです。

2013年9月16日(月)

 台風18号が各地に大被害をもたらしましたが、我が家の方は降り続いた雨と少し方向が違った風のせいか廊下に雨漏りがあったくらいでした。台風一過の天気になったので外に出てみると、道端のよく日があたっているランタナ(花の色が変わるので七変化ともいいます)にたくさんの蝶々が集っていました。その中に黒い大型の蝶がいました。よく見るモンキアゲハかと思いましたが、ちょと違っていました。調べてみるとクロアゲハ(黒揚羽)でした。黒いアゲハチョウにもいろいろあって素人は即断できません。

2013年9月15日(日)

  トノサマガエル(殿様蛙)が半身を出していました。かなり大きかったのでメスだと思います。子ども頃はこれを餌にして雨の後の川でモクズガニ(藻屑蟹)を釣ったものでした。今、考えるとかなり残酷な方法でしたが、そのことと蟹汁の味とは忘れられない思い出です。

2013年9月14日(土)

 すっかり有名になってしまった岸和田祭は15日の宮入で終わります。その宮入りの神社の隣に旧制中学校から続く高校があります。今、評判のこの本の訳者もかつてここで学びました。これは最新刊ですが全10巻上下があるので4巻が未刊です。この巻には私が特に興味があるスズメバチとナガコガネグモが取り扱われているので買いました。かなりの大部ですが、字も大きくて絵や解説もある上に、たいへんこなれた見事な訳文で大した知識がなくてもおもしろく読めます。ところで、岸和田祭は山車の勇壮な昼の姿がよく知られていますが、夜の提灯を灯しての曳行は実に優雅です。この本の訳者も夜の方が好きではなかったかと勝手に想像しています。

2013年9月13日(金)

 この花を見ると「スコットランドの釣鐘草」(Bluebells of Scotland) という歌を思い出します。戦争に行った恋人を想う歌です。これは日本の釣鐘草ですが、スコットランドの釣鐘草 (Scotish bluebell) と近縁種です。和名はツリガネニンジン(釣鐘人参)。初夏に咲くホタルブクロ(螢袋)と似ていますが、今ごろ咲くずっと小さな花です。イングランドで春咲くブルーベル (bluebell) はホタルブクロが近いようです。

2913年9月12日(木)

 今日の新聞でも取りあげられていますがips細胞は既に実用化段階になっていてうれしいことです。ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のいる京都大学ips細胞研究所で私もよく知る人物が研究に取り組んでいます。授業で教えたことはありませんが、顧問(監督)をしていたバレーボール部でエースアタッカーでした。公立高校としては強い方で「私もついに優勝監督か」と思った場面(大阪府立高校大会)もありましたが、彼が脚に痙攣を起こして逆転負けしてそれは夢に終わりました。その彼が中高校生向けにips細胞の解説をしているサイトがありますので紹介しておきます。私たちにもわかりやすい説明です。  http://s-park.wao.ne.jp/archives/522

2013年9月11日(水)

 センニンソウがまだ咲いていますが、中心部に囓りついている昆虫がいました。どうやら花粉を食べているようです。翅に点々があるのでハナムグリだと思います。いくつかの種があるようですが、何ハナムグリなのかは私にはまだわかりません。花に潜るので「花潜り」。それがハナムグリになったようです。

2013年9月10日(火)

 この地方はこれから秋祭りで賑わいます。有名なのは岸和田祭ですが、この街は岸和田の山手と同じく10月です。既に各地にこのような提灯が掲げられています。この「波有手」というのは地図上からは消えてしまった地名なのですが、年に1回だけこのような形で表に出て来ます。「ぼうで」と読みます。民族学者の宮本常一が2度訪れて「明治の初めに漁船で韓国まで行った漁師の話」を記録した漁村でした。その宮本に憧れて『「忘れられた日本人」を旅する』という本を書いたのが宿毛の木村さんの息子・木村拓也さんです。彼もここを訪れてその後のことを書いています。

2013年9月9日(月)

 浜辺でこちらを見ている鳥はトウネン(当年)です。雀よりほんの少し大きいくらいで、成鳥になっても今年生まれたばかりのようだというのが名前の由来。群でいるのが普通で、1羽だけというのは初めて。異変続きの昨今、鳥の世界にも起こっているのでしょうか。

2013年9月8日(日)

 朝はかなりの雨が降りましたが、すぐに止んでヤレヤレ。「せんなん里海さくらフェス」の催しの1つとして「自然海岸」のミニ植物観察と清掃。いつもとは違って、午後からのコンサートに出演する地元の高校生たち(軽音楽部)が約20名参加。ちゃんと話も聞き、なかなか統率のとれた行動ができていました。創設時から7年間、私がいた高校の生徒たちでしたが、当時とはかなり違っている印象を受けました。演奏も聴きましたが、これもなかなか堂々としたものでした。

2013年9月7日(土)

 久しぶりに河口の干潟へ行ってみるとうれしいことにハクセンシオマネキ(白扇潮招/絶滅危惧種)の生息場所が広がっていました。白く点々と散らばっているのが穴から出て来たハクセンシオマネキです。オスの大きなハサミが潮を招いているように見えるのが名前の由来です。メスは両方のハサミを使って砂を口に入れて栄養分を摂っています。オスは小さな片方のハサミだけを使います。右下に合成した写真で体に比してオスのハサミの大きさがわかると思います。

2013年9月6日(金)

  「生ける銃架」や「間島パルチザンの歌」を遺した詩人「槙村浩 (まきむらこう)」(の生涯)が上演されます。友人は和歌山から行きます。私もぜひ観たいのですが、他の予定が入っていて行けません。明日ですし、遠くの人は無理かと思いますが、ぜひ多くの人に観て欲しいと思っていますし知って欲しい人です。『人間の骨』(土佐文雄)という伝記小説もあります。高知市の「平和資料館 草の家」のホームページでも詳しく知ることができます。

2013年9月5日(木)

 畳の上などでピョンピョンはねている体長1cmもない蜘蛛ですが、名前は今日まで知りませんでした。アダンソンハエトリがその名。これは♂。最近はハエをあまり見かけなくなりましたが、ダニも食べてくれるので大切にしたいものです。Adansonというフランス人がアフリカで見つけて名づけたそうです。世界中の暖かいところにいるようですが、温暖化の影響で北上を続けていて、これに家から追い出されたのがミスジハエトリだそうです。

2013年9月4日(水)

 今朝咲いたミズオオバコ(水大葉子)の花です。1日花と昨日は書きましたが、花が咲いたら自家受粉して数時間で萎れてしまいます。絶滅危惧種になっているくらいだから見たことがある人はあまりいないと思います。私もこの場所で数年ぶりで見ました。

2013年9月3日(火)

 田んぼで珍しい植物を見つけました。水がなくなれば枯れてしまいます。全体は水中にありますが、水上に3弁の爽やかな花を咲かせます。1日花なので夕方には萎れてしまいます。これはどうやら花が終った後。水から少し出ているのが実です。これが弾けて種が水底に沈んで冬越しをして暖かくなったらまた現れます。葉っぱも見えますが、陸上でよく見るものに似てます。それにミズ(水)を付ければこの植物の名前になります。

2013年9月2日(月)

 池の畔にセンニンソウ(仙人草)が咲いていました。白い十字状の花びらのように見えるのは実は萼。名前は種子の状態から来ているとのこと。ボタンヅル(牡丹蔓)とよく似ていて紛らわしいのですが、葉の形が違います。ボタンヅルの葉は切れ込みがある鋸歯状ですが、センニンソウにはご覧のとおりそれがありません。

2013年9月1日(日)

 1年ぶりにマンドリンオーケストラのコンサートに行って来ました。今年で15回目という定期公演ですが、一流の演奏なのに無料だから人気があります。実はここに行く本当の理由は舞台の隅で我が娘も弦を鳴らしているからです。しかも、ホールの名前が娘の名と同じ読みというおまけ付き。一緒に行っている友人の今年生まれた孫も同じ読みの名前になりました。

2013年8月31日(土)

 台風なみの風が吹き続いていましたが、雨はたまに降る程度です。こちらの田も実ってきましたが、まだ水があります。オタマジャクシと共にタニシがたくさんいました。時期的に遅いように思いますが、変な気候のせいでしょうか。まだ大きくなっていませんが、ジャンボタニシ(正式にはスクミリンゴガイ)のようです。これも食用として持ち込まれたそうですが、人間の勝手で子どものころにいたタニシはもうめったに見られなくなりました。

2013年8月30日(金)

 庭の小さな松の木が枯れたので自分で伐りました。直系は約10cmありました。年輪を初めて数えてみました。何とか50までは数えましたが、はっきりしないところがあって正確な数字ではありません。家が建てられたのが丁度50年前ですから、近い数字でしょう。木の年齢を知る方法は知っていても、実際にやるのはなかなか難しいことを知りました。

2013年8月29日(木)

 我が教え子であり、今や我が師でもある池平さんがお母さんの実家と自分の実家を写真と思い出と共にFBに載せています。丁度、今朝の毎日新聞にその貝塚市の寺内町の古民家がとりあげられています。貝塚市には親しい人も多いので文化財に指定されているお宅へも何度か伺ったことがあります。羨ましいのですが、苦労もなかなか多いようです。でもイギリスのように築何百年もの家に住み続けることを誇りにする日本であって欲しいと思います。高知でも「古民家おじさん」の弘瀬さんが頑張ってくれています。

2013年8月28日(水)

 夕方から電車で出かけていました。珍しく本を読んでいる人が何人か目につきました。自分もその1人になっていることもあるので気が引けることですが、誰も彼もスマートフォンやタブレットを出して眺めたりメールをしたりしているのを見るのは何かおぞましい感じがします。古い人間になってしまったからでしょうかね。

2013年8月27日(火)

 昨日の毎日新聞で「マシュマロ理論」に言及されているコラムがありました。この理論が紹介されているたいへん面白いサイトがありますが、「成績が2割くらいいい」という話ではありません。一昔前はちょっと考えられなかった事件が次々と起こっていますが、「我慢すること」を体験せずに育った人たちが多いからではないでしょうか。子育て・孫育てにも大いに参考になる報告です。
http://www.ted.com/talks/joachim_de_posada_says_don_t_eat_the_marshmallow_yet.html

2013年8月26(月)

 昨日の大雨のせいか一気に秋が来たような気温になりました。天気はよくありませんが、空気も澄んでいて部屋のバルコニーから遥かな明石大橋(左の方)もよく見えるようになりました。関西空港(右の光の強いところ)へ離陸する飛行機が上を飛んでいます。

2013年8月25(日)

 大雨も夕方には止んだので散歩がてら近くの書店へ出かけました。道端で鳴いている小雀を見つけました。巣立ちには早過ぎるようです。巣から落ちたのでしょうか。電線で親鳥らしいのも鳴いていましたが、近くの店から出て来た床屋さんも心配そうでした。彼に任せてその場を離れましたが、気分はすっきりしません。昔なら持って帰って飼ってたかも知れませんが、今は「手を出すな」が原則です。

2013年8月24(土)

 石坂さんと同じものが私のところにも届いていました。新装なった桑田山(そうだやま)温泉の「サポーターズクラブ当選のお知らせ」と入浴券1枚。ハガキも入っていて送ればメンバー登録されるとのこと。入浴料の10%割引、宿泊・宴会の場合は一品料理の提供、誕生日には入浴料無料だそうです。ありがたいことですが、年2回アンケートに答える義務が生じます。近くなら何でもないことですが、年に何回行けるかが問題。

2013年8月23(金)

 帰宅途中の電車で降りるために立ち上がったらイチモンジセセリが窓にとまっているのに気がつきました。田舎を走っている電車だから不思議はないのですが、どこから乗って来たのでしょう。 

2013年8月22(木)

 先の竜石神社の下の道は佐川町に生まれ後に世界的植物学者となった この右の石碑の文字は残念ながら読み辛くなっていますが「よく怒る人にてありしわが父の日ごろ怒らず怒れと思ふ 啄木」「寒けれど衣かるへき方もなしかかり小舟に旅ねせし夜は 一禎」の2首が彫られています。高校の同級生でこの碑の建設にも尽力した歌人・梶田順子(かじたみちこ)さんは「啄木の父終焉の土佐に集ふ六八九首読めるたのしさ」と詠んでいます。

2013年8月21日(水)

 高知市の菜家吉で友人2人と昼食の後、1人で香南市の物部川畔の「ほのまるハートアートギャラリー」へ出かけました。県出身で裏磐梯在の黒原範雄氏の福島復興支援のための裏磐梯展が目的。すばらしい写真ばかりでしたが、A4ばかりで物足りませんでした。カフェで手作り紫蘇ジュースを注文。眺めもよきく爽やかでいい味でした。気になったのは西の黒雲。帰るところはその西の方です。案の定、約2時間後、岡花駅から歩いて帰宅途中で降り出しました。何十年ぶりかでずぶ濡れになりました。

2013年8月20日(火)

 先の竜石神社の下の道は佐川町に生まれ後に世界的植物学者となった牧野富太郎が高知へ歩いて通った道でもあります。佐川町出身の著名人は枚挙に暇がないくらいですが、森下雨村もその1人です。『新青年』の名編集長といわれ、日本の推理小説の生みの親といわれています。西谷退三が遺した『セルボーンの博物誌』の訳を世に出した人でもあります。旧居の隣に遺稿となった随筆 『猿猴川に死す』の碑が建っています。もうこの離れしか残っていませんが、それも風前の灯のようで残念です。

2013年8月19日(月)

 竜石神社が右手の森の中にあります。普通は拝殿の後ろにご神体があるでしょう。ところが、この神社はちょっと変わっていて、ご神体はそこから降りたこの道路脇のコンクリートの祠の中にあるのです。四国を平定した長宗我部元親が土岐城(5日・16日の山にあった城)を攻めあぐねた時、ふと足元を見ると竜の形をした石がありました。これは貴瑞だと必勝祈願をして目的を達したと伝えられています。山はなだらかに見えますが意外と急峻です。

2013年8月18日 (日)

 この橋は猿猴のあかはげ橋から上流に3つ目の竜石(たついし)橋です。竜石の謂れは後日として、上流、西の方を見たところです。遠くの山々には薄黒い雲がかっています。雨が降っていそうですが、こちらの方は相変わらず日照り続きのままです。

2013年8月17日 (土)

 自転車で15分ほどのM夫妻の山荘へ行って来ました。夫妻と彼の教え子の大学生3人が来ていました。ちょっと涼しい風にあたりながら、ここで採れた西瓜とブルーベリーをいただき、楽しく時間がすぎました。普段はここに夫妻が来る時にはメンバーにはお誘いメールが入るので、外国人も含めていろいろな人々が集まります。

2013年8月16日 (金)

 朝の6時過ぎの風景です。雲が多くなってきましたが、もう10日以上も雨が降っていません。特産品である新高梨にも被害が出ているとのこと。今年は高くなって口に入れるのが難しくなりそうです。 

2013年8月15日 (木)

 日本の漢字は外国人だけでなく日本人にも難しいです。本家の中国では字の数は多くても読み方は決まっていますが、日本の漢字は読み方はあってないようなもの。よく例に出すのがまるで判じ物の小鳥遊という姓ですが、それはまだ納得がいく読み方です。この橋のところはよく通るのですが、名前など気にしたことがありませんでした。ふと見るとこんな名前が付いていました。ギリシャ語のπのような漢字があるなんてことも知りませんでした。 これは「あかはげはし」。

2013年8月14日 (水)

 例年にない暑さが続いていますが、午前中は案外快適に過ごしています。朝の散歩では汗はあまりかきません。これは散歩道の途中の風景ですが、有名になった西土佐のような盆地ではないからでもあるでしょう。 

2013年8月13日 (火)

 夜の山登りをしてきました。去年、大雨の中で見た「光るキノコ」をもう一度見たいと思い、友人たちにも見せてやりたいと思ったからです。去年も案内してもらった地元のK君にまた同行して貰ったんですが、この日照り続きではキノコには厳し過ぎる環境のようで見つかりませんでした。代わりにムササビと会ってきました。後ろには樹齢600年以上という杉の大木があるのですが、わかるでしょうか。

2013年8月12日 (月)

 猛烈な暑さの中でも涼しげに咲いている花があります。かなり広い池を埋め尽くすように広がっているヒシに花が咲き始めました。小さな可愛い花なんですが、実は黒くて恐ろしい姿をしています。恐らく去年のがありましたので並べてみました。食べられるのですが、この殻を割るのがなかなか面倒です。忍者が使うマキビシのモデルになったのは4つの刺があるオニビシかヒメビシだそうです。

2013年8月11日(日)

 「オクラはあまり好きではない」と書いたら、今日はそれを頂いてしまいました。白く見えるのは冷凍してあったからです。キュウリとナスも頂いたのがあったので、酢の物にして夕食の1品にしました。酢の物は好きなので何美味しく食べられました。

2013年8月10日 (土)

 猛暑続きですが、オクラの花が畑一面に咲いていました。オクラはあまり好きではありませんが、花はだいすきです。

2013年8月9日 (金)

この像は他府県では河童(かっぱ)でしょうが、私の郷里(高知県)では違います。山にもいてそれはシバテン(柴天=柴天狗)といいますが、これは村を流れる川のほとりに立っているので猿猴(えんこう)です。今は川で泳ぐ子供たちの姿も見らなくなりましたが、子供たちの水の事故と深い関係のある生き物なのは河童と同じです。泳ぎが達者な人も猿猴と呼ばれました。日本の推理小説の生みの親といわれる森下雨村(もりしたうそん)に『猿猴川に死す』という随筆集があります。ぜひ読んでみてください。

2013年8月8日 (木)

 「四国にもこんなところがあるのか」というところ、四国カルストへ行って来ました。高知県と愛媛県に跨る標高1400m前後のカルスト高原。冬にはスキーもできます。春から秋にかけては牛たちが放牧されています。おっかなびっくりで草をやっているのは我が孫たち。さらに愛媛県の方に行くと大野ヶ原という集落があります。そこで作っているアイスクリームは天下一品。小さな家畜動物園もあって子供たちは大喜び。  

2013年8月7日 (水)

 暑い中を歩いてきましたが、もう早稲は刈取りが始まっています。暦の上では立秋ですが、秋の気配はまだまだ先でしょう。

2013年8月6日 (火)

   義母と姉の見舞いに出かけたので、昼食に菜家吉(なかよし)という店に初めて寄って来ました。「重ね煮」で有名な船越夫妻の娘さんの店です。昼の定食が日替わりで900円。ささみが少し入っているだけでほとんど菜食です。ご飯は玄米と白米があってお代わり自由。食後の飲み物は+100円で、深煎り玄米コーヒー・コーヒー・ゆずジュースの中から選択。私は玄米ご飯に玄米コーヒーを選択。お代わりは不要でした。

2013年8月5日 (月)

  その昔、この山の上に城(というより砦) がありました。かつて四国を統一した長曽我部元親の軍勢が攻略するのに難儀をしたとのこと。見かけによらず急峻な山なのです。子どもの頃から見ているのですが、自分の部屋の窓から見えたことはありませんでした。それが、今朝、戸を開けると見えるので驚きました。邪魔をしていた隣家の建物が取り払われていたからです。しかし、明日からそこに新しいものが建つとのこと。たった1日の貴重な眺めでした。

2013年8月4日(日)

  我が家の池で生まれて世代交代をしているモノサシトンボです。手を差し伸べてもほとんど逃げないので、大変かわいく思います。

2013年8月3日(土)

  「自然を楽しむ講座」の今年度第3回目で夏休み版。老いも若きも20名ほどが参加してバード・カーヴィングのバッヂ作り。カワセミ・オオルリ・キビタキ・ノゴマなど予め作っていただいていたものの中から好きなのを選択。サンドペーパーでよく磨いてから下塗りをし、先生の見本や図鑑と見比べながらアクリル絵具で色塗り。2時間ほどでそれぞれの見事な鳥が出来ていました。金具を付けて完成。これで私の担当行事はしばらくお休みです。

2013年8月2日(金)

 我が庭には小さいながら池があるので、いろいろなトンボがやって来て卵を産んで行きます。もちろん池の中にはヤゴがたくさんいます。これはナツアカネではないかと思います。だとすると新顔ですが、この角度からはわかりにくいので違っているかもしれません。

 2013年8月1日(木)

 今夜は「自然と本の会」のウミホタル観賞会でした。昨年から公民館との共催で今年は定員を増やしましたが、受付開始から1時間もしないうちに満員になりました。できるだけ多くの人たちに見てもらおうと捕獲メンバーを増やして50人以上を受け付けました。幸い、今夜ももたくさん捕れて暗い海辺で青白い光を見てもらうことができました。集めたのを最後に波打ち際に放流しました。写真の左手前で青白く光っているのがウミホタルです。普通はこんなふうには見られません。

 

2013年7月31日(水)

 今日は「現代お墓事情」という話を聞きに行ったのですが、期待したほどではありませんでした。期待した樹木葬については私の方が詳しいくらいでした。
 その後、開設に私も関わったギャラリー喫茶で昼食。200円~250円の飲み物を注文すれば長時間いても嫌な顔はされません。食べ物の持ち込みもOK。近所のベーカリーでパンを買って来て紅茶を注文。2時間くらい過ごしてきました。水彩画展をやってましたが、開店時は私の野鳥の写真でした。それ以来何度かやりましたが最近は御無沙汰しています。展示には料金がかかりますが、サービスをしてくれる人たちはボランティアで無料奉仕だからこんなことができるのです。

2013年7月30日(火)

 熱帯夜が続いています。夕暮れに浜辺に行ってみると涼しい上に蚊も全くいなくて快適でした。歩いて10分ほどの距離なのに我が家にはこの涼しさが届かないのが残念です。(昨夕の風景)

2013年7月29日(月)

 今日は日本尊厳死協会の「人間らしい最後を迎えるために ~尊厳死を考える」という話を聞きました。会員カードの裏には「1)死期を引き延ばすためだけの延命措置はお断り 2)苦痛を和らげるための緩和措置はして欲しい 3)意識もなく回復不能な状態に陥ったときは生命維持装置を取り外して欲しい」というようなことが書かれています。そのようにはなかなか死なせてくれない世の中なのでこんな協会が必要なのですね。

2013年7月28日(日)

 知っていて気にはなっていたのですが、丁度の時に行く機会がなくて何年もたっていました。今日、やっと逢ってきました。アオバズクの幼鳥です。耳のように見える角羽があるのがミミズク(木菟)で、ないのがフクロウです。ズクとついていますが、これはフクロウの1種ということになります。青葉の頃にやって来るので青葉木菟(アオバズク)。餌は今盛んに鳴いている蝉などの大型昆虫です。

2013年7月27日(土)

 今朝は近所の並木道の清掃でした。道の片側は家がなく桜の並木があります。家のある側の方はだいたいきれいになっていましたが、1ヶ所だけ草が目だっているところがありました。道の方はみんなできれいにしました。しかし、フェンスの中は草や笹がかなり蔓延っていてやがて家もあまり見えなくなりそうです。こんな家が増えているようですが、どうにかならないものでしょうかね。

2013年7月26日(金)

 暑さには強いつもりですが、出かけねばならない日が続いていて少々バ気味です。でも道端に目をやるとこんな花が咲いていてしばし疲れを忘れさせてくれました。蓼にもいろいろな種があります。ハナタデかと思いましたが、ハナタデの花はもっと小さいようです。これはサクラタデでした。

2013年7月25日(木)

 今日の昼食、税込み1000円でした。1人で外食をすることはめったにないのですが、会食の適当な場所を探す必要があって出かけました。知人に教えてもらった店ですが、住宅地にある普通の民家の座敷でした。予約客はあったようですが、1人でゆっくりできました。

2013年7月24日(水)

 よく見かける大型の黒い蝶です。白い紋があるのに名前はモンキアゲハ(紋黄揚羽)です。翅が古くなってくるとだんだん黄色になるそうですが、それはまだ見たことがありません。

2013年7月23日(火)

 毎朝飲む牛乳に必ず入れるのがきな粉ですが、こんなのを使っています。安心できるということもありますし、野鳥から楽しみをもらっている者としての想いもあります。ある共同作業所の発売というのも愛用している理由の1つ。

2013年7月22日(月)

 自転車散歩をしていたらこんな掲示が目につきました。他人の迷惑など何とも思わない人はどこにもいるもの。目くじら立てると逆効果もしばしば。なかなか粋な対応だと思います。おや、「針」?犬に痛い目をさすつもり?

  「毎朝5時頃に犬に小便をさせているアナタに。この小さい針にさせてください。その代わりに他ではさせないでください。当家」と書いてあります。

2013年7月21日(日)

 私のズボンに止まったキイイトトンボ♂です。鳥でも昆虫でも私は写真撮影をするだけで捕まえることは滅多にありません。そんなこちらの気持ちが動物たちには伝わる瞬間があるような気がします。

2013年7月20日(土)

 サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰蝶)だと思います。素人では区別がつかないヤマキマダラヒカゲというのもいるのですが、いた場所で判断しました。文字どおり日向にはいません。樹液を吸うので花には行かない蝶々です。翅の表も写したいのですが、止まったら絶対に翅を広げてくれません。朝の散歩で久しぶりに出遭いました。

2013年7月19日(金)

 立石寺では蝉が鳴いていませんでしたが、5日ぶりの我が家では朝から賑やかでした。庭の八朔の木に10個ばかりの抜け殻が残っていますが、これは今夕、見つけました。まだ明るいうちにこんな姿になっているのは珍しいのですが、どうしたのでしょう。クマゼミだと昆虫大好きの小1の孫。大きめだし普段の鳴き声から判断してもそうだと思います。 羽化の様子は何年も前に撮影したのがあります。下記でどうぞ。

http://www.asahi-net.or.jp/~ga6k-izw/cicada-hatching.htm

2013年7月18日(木)

 東北はまだ梅雨の真っ最中でしたが、雨に遭ったのは昨日と今日の午後だけでした。自然を楽しむ部分は天気にめぐまれ十分に満足できました。芭蕉の旅の跡も少し辿れました。この句碑は「くたびれて宿かる頃や藤の花」。問題になっている柏崎原発も遠くから眺めて終わった今回の旅でした。娘夫婦の表札がかかる田中角栄邸も車窓から見ることができました。こちらは意外と質素でした。

2013年7月17日(水)

 標高1400mほどの高層湿原。天気はあまりよくなかったのですが、まずまずの見晴らしでした。黄色いのはニッコウキスゲですが、他にも下界では見られない花がいろいろ咲いていて楽しい散策でした。

 午後は天気が悪くなりここから見えた鳥海山の5合目の展望台では雨具が必要でした。昨日は東北も梅雨明けかと思いましたが、まだまだそうではないようです。

2013年7月16日(火)

 「閑かさや蝉の声なき立石寺」でした。1000以上という石段はどうということもありませんでしたが、こんな天気だったのでかなり汗は掻きました。上の方では草刈作業をしていて機械の音が響き実際は静かではありませんでした。

2013年7月15日(月)

 海の日ですが、湖にやって来ました。花は大待宵草だと思います。今回は行きませんが、野口英世の生家が近くにあります。表磐梯が見られるかと思ったのですが、残念ながら姿を現してくれませんでした。

2013年7月14日(日)

 夕立が来る前に山手の池へ行ってみました。土手でこんな蝶々を見つけました。蝶の翅の裏と表は全く違うのが常ですが、これほど違っているのも珍しいと思います。ウラギンシジミ(裏銀蜆)です。この蝶などは止まったら翅を閉じてるのが常ですが、偶に開いてくれます。全開ではありませんが、表側が全く違う模様であることがわかります。♀のようです。

2013年7月13日(土)

 今日は時間を少し遅らせて自転車を使わずに畦道や農道を歩きました。こんな亀に出遭いました。最近よく見るミシシッピーアカミミガメではありません。在来種のニホンイシガメではないかと思います。このコンクリートの坂を登っていましたが、私に気がついて歩みを止めました。しばらく見守っていると引っ込めかけていた首を伸ばし、方向転換して右の方に行って草叢に隠れました。

2013年7月12日(金)

 今日も午後3時から5時ごろまで炎天下の自転車散歩。 道端の畑にイヌタデがたくさん実っていてカワラヒワの群が来ていました。「蓼食う虫も好き好き」といいますが、蓼食う鳥も好き好きです。今の子どもたちはどうか知りませんが、イヌタデの実は昔はママゴトで赤飯にしたからアカマンマともいいます。食したことはありませんが、鳥が食べるくらいだから人間も大丈夫でしょう。蓼酢にするのは別の種です。

7月11日(木)

 スベリヒユが畑や田んぼの縁で花盛りです。繁殖力が強くてやっかり者だと思われていますが、これはサラダやお浸しのいい材料になります。イタドリと同じように一部の県ではよく食べられているようです。花がもっと大きくて葉が小さい園芸種がポーチュラカです。これも食べられます。

2013年7月10日(水)

 今日は語呂合わせで「納豆の日」とか。子どもの頃には全く知らない食べ物でした。母は東京で暮らしたこともあったので知っていたはずですが、当時の高知の田舎では売ってもいなかったでしょう。しかし、結婚してからはよく食べ(さされ)ています。妻も東京で暮らしたことがあるからだと思います。今は大阪でも高知でもスーパーにいろいろな種類が並んでいます。好きな食べ物ではありませんが、ネバネバ食品は体にいいということで独り暮らしをするときもよく食べています。

2013年7月9日(火)

  よく見かける小さな蝶・ベニシジミです。シジミチョウもよく見るといろいろな種類がいておもしろいものです。これなどは誰が見ても蝶だと思うでしょうが、蝶のような蛾がいたり、蛾のような蝶がいます。翅根の表と裏の模様や色が違うのが蝶だと私は思っています。
 朝の散歩でも汗をかきましたが、午後は炎天下を出かけ、しかも今時珍しく冷房もない部屋での会議でした。夏本番ですね。

2013年7月8日(月)

 案の定、梅雨明け宣言が出されて今日もカンカン照りでしたが、自転車でちょっと遠出をして河口近くを歩いてみました。前方に何かいるのに気がつきました。スズメではありません。正解は http://pitta-selbornian.blog.eonet.jp/ でどうぞ。

2013年7月7日(日)

 今朝はいい天気でした。梅雨明けでしょうか。この分なら七夕の星達が見られそうです。残念ながら淡路島の方は霞んでいましたが、昨日、雨宿りをした玉葱小屋を少し手前から見るとこんな風景です。昨日の写真は左側の小屋から左の方を撮ったものです。

2013年7月6日(土)

  風は相変わらず吹いていましたが、日もあたっていたので夕方、散歩に出ました。ところが1時間もしないうちに雷鳴が聞こえ、ポツポツを落ちてきました。傘も持たずに出たので、これはいけないと急いで帰りかけましたが間に合わず。土砂降りになってきました。幸い、近くにあった玉葱小屋に避難しました。最近は対岸の淡路島が有名になりましたが、このあたりでもたくさんつくられていた時代の名残です。20分くらいでほとんど止んだのであまり濡れずに帰れました。

2013年7月5日(金)

 昨夜から強い風が吹き続けています。午後は出かけねばなりませんでした。幸いにも雨は降りませんでしたが、湿度が高く日もあたっていたので風があっても少しも涼しくはありませんでした。暑さには強いつもりの私もこんな日にアスファルトの道路を歩くとかなり疲労を覚えます。

 アスファルトの隙間から芽を出してこんなに大きくなっている植物がありました。ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)です。名前のとおり外来種です。毒があります。在来種でヤマゴボウというのがありますが、こちらにも毒があります。味噌漬けにして売っているのはヤマゴボウと書いていても、モリアザミの根で全く別物だそうです。

2013年7月4日(木)

 「夢ぷらざ」http://hannanshimin.web.fc2.com/ というところのホームページをボランティアで更新しているのですが、ホームページ作製ソフトを使ってないのでなかなか苦労しています。うっかり消してしまったタグがあって文字化けが起こり、それを直すにかなり手間取りました。ついでに気に入らなかった背景も「大阪湾生き物いっせい調査」(6月8日)風景にしてみました。ここは人工の入り江なので子ども達にも安全なのですが、これでいいのだろうかといつも疑問に思っています。

2013年7月3日(水)

 市民団体が主催する遺産相続と遺言の話がありました。残された家族が不和にならないために元気なうちにしておかねばならないことがあるということです。私は父母の遺産相続手続きを全部自分でしましたので内容に関しては知っていてあまり興味はありませんでした。講師が石綿被害や平和のためにも活躍している弁護士ですが、高校時代の担任の生徒でもあったのが参加の主な理由でした。「やりにくい」と言ってましたが、わかりやすく上手に話していました。

2013年7月2日(火)

 蜂のように見えますが花虻です。花の名前はアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)なんですが、早朝から咲いていました。野性化した外来種ですが、なかなかかわいい花です。今日は出かける用事がないので久しぶりに朝食前の散歩をして来ました。

2013年7月1日(月)

  今年から始めたベランダ園芸のトマトが熟れてきました。トマトは大好きだし、小さくても自分で作ったものの味はまた格別ですね。

2013年6月30日(日)

  近くの喫茶店で「マリアと愉快な仲間たち」の「昭和歌謡+ジャズ」のコンサートがありました。マリアと名乗るボーカルの女性(右)は歌い始めて数年でまだ素人の域を出てませんが、声の質はなかなかいいし英語も上手です。年齢はかなり違いますが、かつてはよき仕事仲間でした。私のふるさとの「酒蔵ホールで歌いたい」と言ってます。ノーギャラで行くと思いますので呼んでやってください。

2013年6月29日(土)

 かなり黄変しているのでわかるとおり古い本です。昭和27年発行の『カメラ野鳥記』(下村兼史著)。我が市の図書館にはなくて堺市立図書館から取り寄せてもらいました。「森の精(ニムフ)」とは八色鳥のことです。
 偶に見られる迷鳥だと思われていたヤイロチョウが日本で繁殖していることが公認された時の証拠写真(その写真が元になった絵葉書は私のホームページにも載せてあります)を撮ったのが下村兼史氏です。ここにはその昭和12年6月のその日のことが詳細に記されています。